肌がみるみる元気になるとウワサの「塩浴」、そのやり方と効果は?

季節の変わり目は肌がゆらぎやすく、肌トラブルの多発シーズンといわれます。長く続いた猛暑の影響もあって、「肌のコンディションが悪い!」という声が多いよう。そこで今回は、お金をかけずに肌トラブルを改善できると話題の健康法「塩浴(えんよく)」を紹介します。

●海水濃度の塩湯を塗るだけのシンプルケア

東洋医学では「皮膚は最大の臓器」と呼ばれています。全身を覆っているので、どんな臓器より面積が広いことがその理由。ニキビなどの肌トラブルは大病と呼ばれるものではありませんが、目立ちやすく、自分でもすぐ見たり触ったり確認できるので、メンタルにまで影響が出ることも。そこで紹介したいのが、「塩浴(えんよく)」健康法です。

「塩」を用いた健康&美容法はたくさんあり、バスソルトや塩もみ、塩マッサージなどが有名です。けれど「塩浴(えんよく)」はそれとはまったく違う方法。シャンプーや石けんを使わず、高濃度の塩水を全身に塗って、皮脂腺から余分な皮脂を「浸透圧」で分離。そのときに肌内部の汚れも一緒にデトックスしてくれるのだとか。その効果は近年ジワジワとウワサで広がっているのですが、実は、40年以上前から伝わる方法なんです。

やり方はとてもシンプルで、「たっぷりの塩を溶かしたお湯=塩湯」を体や髪に塗り、なでるように洗うだけ。塩は必ず溶かして使うのがルールです。もんだりこすったりはNG。塩湯を塗って、なでるだけです。

石けんやシャンプーは、水分と油分を乳化して引き離す界面活性効果で汚れを取り込んで分離しますが、界面活性剤が皮膚のバリアともいえる必要な皮脂まで取ってしまい、本来の防御機能が働かず、皮膚表面が敏感な状態になってしまうことも。

さらに夏場は日焼け止めをつけたり、汗をかいてベタベタしたからといって、朝夕シャワーを浴びる人もいます。そのとき、適温のお湯で流せば十分汚れが落ちるのに、つい習慣で石けんやシャンプーを使ってしまいがち。すると大切な皮脂を取りすぎてしまったり、きちんと洗い流せていないために洗浄剤が残ったりして、肌を傷める原因になるんです。

一方、塩には洗浄力はまったくなく、あくまで触媒として機能するだけ。余分な皮脂を浮かせて取り除くときに毛穴に詰まった汚れを排出するので、皮脂の酸化が原因で発生する地肌のベタつきやかゆみ、ニオイが出ることもありません。

●用意するのはスーパーで手に入る自然塩だけ

<塩浴の方法>

1.半身浴をして体を温める。

塩浴の前にはしっかりと体を温めるのが大切。毛穴を開き、肌表面にある古い皮脂や汚れをやわらかくします。

2.海水程度の濃度の塩湯を作る。

次に、塩湯を作ります。洗面器などに40℃前後のお湯(約500ml)と、食用の自然塩(約160g)を混ぜます。塩が完全に溶けきらず、底のほうに少し塩が積もっている状態が塩湯(濃度約30%の飽和食塩水)の目安です。塩はスーパーに売っている粗塩でOK。

3.塩湯を全身に塗り、5~10分なでる。

塩湯ができたら、やさしく肌に塗りなでます。虫刺されや傷のある部分はしみるので避けて。個人差がありますが、しばらくなでていると、肌がヌルヌルしてくるような感じに。人によっては嫌なニオイがするかもしれません。これが古い皮脂や老廃物が出てきたサインです。

4.お湯で浮き上がった汚れや汗を洗い流す。

5.もう一度、湯船につかり体を温める(時間がない時はパスしてもOK)。

6.最後に冷水のシャワーを浴びる。

この最後のステップが重要なポイント。冷水のシャワーを浴びることで、新しく分泌された皮脂を冷やし固め、皮膚に定着させます。入浴後、皮脂が体温で徐々に溶け、天然の保湿剤として働いてくれます。寒い季節はぬるま湯でもOKなので、体に負担がかからないように気をつけましょう。

筆者も実際に数日試してみたところ、初日はほとんど変化がありませんでしたが、3日目に一気に皮脂が出てきたように肌がヌルヌルしてビックリ! でも洗い流すとすごくスッキリしました。それでいて、入浴後に皮膚が乾燥して突っ張ることもありません。でも、毎日ボディオイルやボディクリームをつけているため、何もしないと心が落ち着かず、「習慣って怖いなぁ」と感じました。

何をやっても肌トラブルが改善しない人や、肌をナチュラルな方法でキレイにしたい人は、試してみてはいかが?

<文/ビューティジャーナリスト水野みすゞ>

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