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ジャマイカ訪問中のウィリアム王子、「奴隷制度は忌まわしいもの」。

  • 2022.3.25
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3月22日(現地時間)にアンドリュー・ホルネス首相を表敬訪問したウィリアム王子。Photo_ Jane Barlow - Pool/Getty Images
Prince William, Duke of Cambridge meets with the Prime Minister of Jamaica, Andrew Holness at his office on March 23, 2022 in Kingston, Jamaica. 3月22日(現地時間)にアンドリュー・ホルネス首相を表敬訪問したウィリアム王子。Photo: Jane Barlow - Pool/Getty Images

ウィリアム王子夫妻は3月23日(現地時間)、ジャマイカの首都キングストンにあるキングス・ハウスで開かれたジャマイカ総督主催の公式晩餐会に出席、その席でウィリアム王子が「忌まわしい」奴隷貿易を非難した。

3月23日(現地時間)、ジャマイカ総督主催の公式晩餐会でスピーチするウィリアム王子。Photo_ Samir Hussein - Pool/WireImage
The Duke And Duchess Of Cambridge Visit Belize, Jamaica And The Bahamas - Day Five3月23日(現地時間)、ジャマイカ総督主催の公式晩餐会でスピーチするウィリアム王子。Photo: Samir Hussein - Pool/WireImage

カリブ海訪問の5日目、ウィリアム王子は「奴隷制度は忌まわしいものでした。そして、決してあってはならないことです。その痛みは深いものですが、ジャマイカは決意と勇気と不屈の精神で未来を切り開き続けています」「私は昨年、バルバドスで『奴隷制度という恐ろしい残虐行為が我々の歴史に永遠にシミを残す』と述べた父(チャールズ皇太子)に強く同意します」と遺憾の意を表明した。

また、ウィリアム王子は祖母であるエリザベス女王がジャマイカに「深い愛情」を持っているとして、「女王は、1953年に私の祖父エディンバラ公と初めてジャマイカを訪れた時から、この国に深い愛情を抱いており、それは周知の事実です。同様に、私は今日、老若男女を問わずジャマイカの人たちからの女王に対する愛情を伺えて感動しています。彼女は私の実の祖母かもしれませんが、誰もが彼女を自分の祖母と思っています。そして、私はそれでいいと思います」と続けた。

Photo_ Pool/Samir Hussein/WireImage
The Duke And Duchess Of Cambridge Visit Belize, Jamaica And The Bahamas - Day SixPhoto: Pool/Samir Hussein/WireImage

エリザベス女王の在位70年を記念してカリブ海諸国を歴訪しているウィリアム王子夫妻だが、3月22日(現地時間)にジャマイカに到着する前、同国の英国大使館前では王室に過去の奴隷賠償や謝罪を求める抗議行動が行われていた。アンドリュー・ホルネス首相は、夫妻が国民の温かい歓迎を受けていることを願っていると話した後、「ジャマイカはとても自由でリベラルな国で、国民はとても表現力豊かです。ご存知のように、ここには未解決の問題がありますが、今回の訪問はそれらの問題を前面に押し出し、できる限り対処する機会を与えてくれます。ジャマイカは、その歴史に誇りを持ち、我々が達成したことを非常に誇りに思う国です。そして、私たちは前進し、独立し、発展し、繁栄する国になるための真の野心と運命を果たすつもりです」と語った。

Text: Bangshowbiz

Photo_ Joe Giddens - by WPA Pool/Getty Images
Photo_ Steve Parsons-WPA Pool/Getty Images
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