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育児参加の第一歩! パパが子どもの「オムツ替え」をするメリット

  • 2015.9.15
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【パパからのご相談】

最近、第一子が生まれたパパです。親戚や会社の人から、「ママは大変なんだから、お前が手伝ってやるんだぞ」と毎日のように言われます。ですが、今まで料理も洗濯も掃除も妻に任せっきりだったので、 何もできません。それらを覚えていくとして、他にすぐ協力しやすいことはあるしょうか。

●A. 料理や洗濯ができなくても大丈夫!

こんにちは。こちらも第一子が生まれたばかりの新米パパの矢山ユースケ@育休中です。

お気持ちはすごーくよく、わかります。なぜなら私は、ご相談者の方と同様に家事全般がまったくできないにも関わらず、育児休業を取得してしまったのですから(笑)。第一子となる娘が産まれたその日から、私は妻の実家で過ごしています。今では妻と娘も退院し、義理の母と四人で生活しています。義母が、「あなたたちは子どもの世話に専念していればいいの!」と家事全般をやってくださるため、現時点では“家事”と呼べるものについて、私はほとんど参加していません。たまに流しの洗い物を片付ける程度です。

それでは、新米パパの私は何をしているのでしょうか。私が最初に覚えたことは、“オムツ替え”です。妻の入院中にお見舞いに行っていたころから、オムツはなるべく私が替えるようにしていました。今では私がオムツ替えを行った回数のほうが妻のそれよりも多いのではないかと思います。オムツ替えそのものも、もしかしたら私の方が妻より上手かも……(笑)。

●パパがオムツ替えすることのメリット

私が実際にオムツ替えをしてみて感じた、“パパがオムツ替えをすることのメリット”は、なんと言っても、“オムツ替えをしている間、ママの手が空く”ということです。

子育て中のママはとにかく、疲れています。母乳育児であれば、“からだの中で母乳を作って、それを飲ませる”という一連の行為だけで、かなりの労力です。特に、第一子を産んだばかりの新米ママの場合は、ペース配分も手の抜き加減もわからないものです。そのため、常に気を張ってしまい余計に疲れがたまりがちです。

そんな中、オムツ替えの一瞬でも赤ちゃんから手が離れたならば、ママはそのわずかな時間だけでも休憩を取ることができます。替えるのが深夜であれば、ママは先に眠ることができます。日中であれば、息抜きのためにSNSをチェックしたり、ママ友やおじいちゃん・おばあちゃんにLINEやメールを送ったりすることも可能になるでしょう。ある程度体力が回復してからは、パパがオムツ替えをしている間に、ママはミルクや自分たちの食事の支度を始めることができます。とても効率的に時間を使うことができるようになるでしょう。

また、普段からオムツをチェックしていることで、オムツのサイズが変わるタイミング(サイズアウト)に気づくことができます。「最近、はみ出すことが多いなあ」「きつくしてないのに、ウエストギャザーの跡がつくようになったなあ」という感想を持つようになったら、サイズアウトのタイミングです。

もしも、「ママ、そろそろオムツ大きくしたほうがいいんじゃない?」とパパから切り出すことができたら、なんて素晴らしいことでしょうか! ひとつの立派な育児参加の証です。オムツのサイズが大きくなるタイミングを感じることで、パパもわが子の成長をより深く実感できることは、間違いありません。

●オムツ替えで、子どもと過ごす時間を増やそう

国民生活白書でも、日本の父親が家族と過ごす時間や、子どもと過ごす時間の少なさについて取り上げられています。日本・韓国・タイ・アメリカ・フランス・スウェーデンと比較した際、『父親と母親が子どもと過ごす時間の差は4.5時間と、6か国中最大』とのことです。オムツ替えは、必然的に子どもと密に触れ合う時間です。パパがオムツ担当になることで、パパとママとが子どもと過ごす時間の差を縮めることができるのではないでしょうか。

もちろん、パパがおうちにいる間じゅう必ずすべてのオムツ替えをしなくてはならない、と考えてしまうと、今度はパパの負担になってしまう可能性があるので、「パパがメインでオムツを替えるんだ」くらいの気持ちで臨むと良いと思います。

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さあ、新米パパも、上の子の際に子育てに参加できなかったパパも、今日からオムツ替えにチャレンジしてみましょう!

「自分にできるかなあ……」と不安なそこのパパ! 自他ともに認める不器用な私でもできるようになったので、ご安心ください! 一緒にがんばりましょう!

【参考リンク】

・平成19年版国民生活白書 第1章 第1節 家族のつながりの変化と現状(2/4) | 内閣府

・おむつ替えまるわかりガイド | 花王

・初めてのおむつ替え | ユニ・チャーム

●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)

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