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京都老舗茶舗の日本茶と和菓子作家による一品が楽しめるカフェ「サロン ド カンバヤシ-上林春松本店-」

  • 2015.9.15
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八坂の塔がそびえる京都東山にある、大正時代に建てられた邸宅の蔵をリノベーションした「サロン ド カンバヤシ-上林春松本店-」。普段使いできるカフェでは、老舗茶舗の日本茶や新進気鋭の和菓子作家による一品が楽しめます。

気軽に訪れて日本茶の奥深さに触れてみて

東大路通りと八坂通りの交差点から東へ。庚申堂から北へ延びる細い路地を入ると、大正14年に建てられた邸宅をフレンチレストランとしてリノベーションした「アカガネリゾート 京都東山1925」が見えてきます。その敷地内の蔵を改装したカフェが「サロン ド カンバヤシ-上林春松本店-」です。

こちらでは、創業450年もの歴史を持つ老舗茶舗「上林春松本店」が選定する玉露や煎茶を、急須で淹れて味わうことができます。玉露は、苦味が出ないよう低温のお湯を注ぎ、湯飲みに最後の一滴までしっかり注ぐのがポイントです。茶葉の旨みや甘みが抽出された濃厚な味わいが堪能できます。また、煎茶は玉露より温かいお湯を使い、一煎目と二煎目で味の変化を楽しんでみてください。

湯飲みは京都の陶磁器ブランド「SIONE」によるデザインの波佐見焼を使用しており、煎茶オリジナルブレンドの茶葉と湯飲みのセット(3888円)なども販売しています。

新進気鋭の作家による独創的な和菓子

お茶と一緒に味わえるのは、和菓子作家・日菓による「日菓お任せ和菓子」(一皿500円)です。自由な発想とユーモアが詰まったデザインを伝統的な技法や素材で表現。季節替わりの和菓子3種をアカガネリゾートのシェフたちが創意ある盛り付けで仕上げます。

例えば、鴨川沿いの公園で寝ころんだ時に見える季節ごとの空の色を、枕のかたちの外郎(ういろう)にあしらう「枕もち 空/春夏秋冬」は、透明の皿を使い藁のベッドをイメージした一皿となっています。

心安らぐ空間でゆったりと過ごせます

ゆったり座れるよう配置された席に、少し暗めの照明を灯すカフェは、ついつい長居してしまいそうな雰囲気です。座り心地のいい椅子など質の高い調度品をそろえた空間で、ちょっと贅沢な気分になれます。天気のいい日なら蔵の前に設けられたテラス席もおすすめですよ。

日本茶や和菓子の他にカフェとしてのメニューも充実しており、抹茶を使った「ロイヤル豆乳抹茶ラテ」(650円)、コーヒーやアルコールなどのドリンク、「夏のトロピカルフルーツのテリーヌ・シャーベット仕立て」(700円)といった季節のデザートも楽しめます。

老舗茶舗の茶葉を使う淹れたての日本茶、新進気鋭の作家による和菓子をはじめ、たくさんの魅力が詰まった「サロン ド カンバヤシ-上林春松本店-」。ちょっとお茶をしたい時や観光の合間のひと休みに、気軽に訪れてみてください。

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