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映画の影響で器物破損、上映中に電話……元映画館スタッフが遭遇したヤバい客とは

  • 2022.3.24
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さまざまなジャンルの映画を上映する映画館には、いろいろなお客様が訪れます。今回は、グッズ販売や売店、フロアスタッフとして映画館に勤務していた元スタッフが遭遇したヤバいお客様について教えてもらいました。

■なぜ?上映中に普通の声量で通話

かつて映画館に勤務していたAさんに聞いたお話です。映画上映中に電話がかかってきたお客様がいました。そのお客様はかかってきた電話に出て「お世話になっております!」と、周囲に聞こえるくらいの声量で仕事の会話を始めました。

映画はもう始まっており、映画の音声も先方に伝わってしまうだろうになぜ……。会話に気づいた巡回スタッフが声をかけると、会話したまま出ていき、そのまま戻ってこなかったそうです。

■アクション映画の影響?販促物を壊される

カンフーを題材にしたアクション映画「少林サッカー」の上映後のこと。ロビーにつながる通路に設置してあった販促物のパネルが壊されているのをAさんが発見しました。

他のスタッフによれば、映画を観終わったあとの興奮からか蹴りを繰り出し、それがパネルに直撃してしまったよう。壊そうとしたのか当たってしまったのかは定かではありませんが、パネルは無残な姿になってしまったそうです。

■パンフレットの袋についた指紋で交換依頼

マニアックな映画を観に来られるお客様のなかには、グッズやパンフレットに対するこだわりの強い方もいます。そのため、グッズの扱いはできるだけ丁寧にするよう心がけていたのですが、困ったのは、パンフレットを袋に入れる際についた指紋が気にいらないという理由での交換依頼。

手袋などの用意はなく、できるだけ指紋をつけずに袋に入れるのは至難の業だったようです。

■マナーを守って気持ち良く映画鑑賞を!

一般的なマナーの悪さだけでなく、上映中に仕事の通話をし続ける、販促物を壊すといった、斜め上のヤバさもあります。また、グッズやパンフレットに異常なこだわりを持つお客様も。不特定多数と鑑賞する映画館では、各々がマナーを守ることが大切です。スタッフを困らせるお客様にはならないよう、気をつけたいものですね。

文・佐々木佐奈

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