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ここ最近ときめきが無い! 恋愛ごぶさた女子が「ときめき力」を高める方法【黒川伊保子】

  • 2014.8.22
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以前は次々と彼氏ができ、相手に困ることがなかったのに、年齢を重ねるうちに好きな人さえできなくなった…。そう密かに悩んでいる女子は、案外多いはず。そんな悩みを解決する方法を、脳科学者の黒川伊保子さんにご回答いただきました。

(c)samurai39 - Fotolia.com

【質問】

20代の頃はそれなりに好きな人ができて付き合ったりしたけれど、30代に入ってから全くときめきません。職場や合コンなどでデートに誘われることもあるので、数回はがんばって食事に行きますが、アプローチされても私にその気がなくて続かない。出会いが無いわけではないのですが、なぜ、誰にもときめかなくなってしまったのでしょうか。(37歳・保育士)

【回答】

30代半ばに近付くと、女子はときめく能力が鈍くなっていきます。何故なら、惚れる=発情する力は20代がピーク。男性はいつまででも生殖できるけれど、女性の場合は子供を産める期間が限られていて、カラダも脳も最初の出産に照準を合わせているから。

ぜんぜん関係ないことのようだけど、髪の毛の7分の1の光ファイバーのコネクションを指先でするのも、20代しかできないの。それは、30代になるとすべての感度が鈍くなっているからなのです。

若い頃は感度が高いので、営業先でも宅急便屋さんでもコンビニでも、いたるところに「いいかも」と思う人を見つけられたはず。厳しいようだけれど、20代のときのように人を好きになろうとすることはあきらめてください。

まず20代のときのような盛り上がりを期待して合コンに行ってもデートしても、35歳を過ぎている女性が20代の頃と同様に相手を素敵と思えるワケではありません。だから、穏やかにしか人を好きになれないことをまずは自覚して。

ただし、それは42歳まで。脳が積極的な生殖をあきらめたころに、また想念で恋ができるようになるので、大恋愛の末にロマンティックな結婚をしたい、生殖のために結婚するわけではないと決めている方は、いっそ40過ぎまで独身を貫き通すのも手です。そこから大人の恋愛、素敵な恋愛をして寄り添えばいいだけ。

小学校のときって、かけっこが速かったり面白かったり、暗算が得意だったりちょっとしたしたことでときめけるけれど、42歳をすぎると脳がその頃に戻れるのです。

■ときめく力を高めるには?

もうひとつ、ときめかない理由に直感力が鈍っていることが原因の場合が。基本、ときめく能力は直感とつかみの回路が働いていないとダメ。それには、右脳と左脳の連携を良くして、小脳を活性化させることが大事。

では、活性化させるためにすることは、楽しいことや気持ちいいことなど、ポジティブな感情をひとりでもいいから口にすること。たとえば、「美味しい」、「嬉しい」、「気持ちいい」、「可愛いい」「気持ちいい」など、言葉にするクセをつける。

いつでもときめいている人は、しょっちゅうこれを口にしています。それから、ダンスとか楽器演奏とか、書道とか華道、茶道、絵画、料理などで、自分の感性の中にあるものを形にすることもおすすめ。

特集:黒川伊保子が教える、幸せを呼ぶ脳のつかい方

そして、早寝早起きをして、好奇心のホルモンである「セロトニン」を積極的に分泌させましょう。これらの習慣でときめく力は、ある程度取り戻せるはずです。

毎週金曜更新

(安田光絵)

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