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豊かな自然を生かす技術と食。鳥取の魅力を堪能できるイベント「きなんせ鳥取!」|LOUNGE

  • 2022.3.23
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雄大な自然が広がる鳥取県は、その自然だけではなく、「鳥取民藝」や全国でもレベルの高い品質と評価される「とっとりジビエ」といった自然を生かす技術や人、品、食も魅力の一つとして挙げられる。その魅力が堪能できるイベント「きなんせ鳥取!」が2022年3月16日(水)〜3月21日(月・祝)で開催され、それに先立ち2022年3月16日(水)に「とっとり民藝&ジビエセミナー」も開講された。

LOUNGE|「きなんせ鳥取!」

鳥取の魅力に迫る「きなんせ鳥取!」とは?

雄大な自然が広がる鳥取県は、その自然だけではなく、「鳥取民藝」や全国でもレベルの高い品質と評価される「とっとりジビエ」といった自然を生かす技術や人、品、食も魅力の一つとして挙げられる。その魅力が堪能できるイベント「きなんせ鳥取!」が2022年3月16日(水)〜3月21日(月・祝)で開催され、それに先立ち2022年3月16日(水)に「とっとり民藝&ジビエセミナー」も開講された。

Text by ISHII Tomomi

鳥取が誇る「鳥取民藝」や「とっとりジビエ」。民藝品・職人・食、全てが自然と繋がり、街の豊かな暮らしを育んでいる

鳥取県には、雄大な自然と、その自然を生かす技術や食が豊富にある。「鳥取民藝」や「とっとりジビエ」といった未来に向けて守るべき自然や技術、そしてそれを支える地元の人々が、魅力のひとつとして息づいている。

「鳥取民藝」は、1931年頃に鳥取在住の医師吉田璋也によって広がりはじめた。柳宗悦がつくり出した美の概念「民藝」を人々の生活の日常にさせたいという願いから、伝統を生かしながらも新しい民藝品の企画・デザイン・製作・流通・販売・消費に至る組織を作り上げたのだ。

昭和初期に衰退していた牛ノ戸焼を復興させたのも吉田璋也の指導と、窯元の4題目の努力があってのこと。昭和初期から現在にかけて注目されている牛ノ戸焼は、素朴だけど堅牢。青と黒の染分皿からは、「美」を追求し、暮らしを豊かにするデザインが詰まっているのが感じられる。

吉田璋也の民藝品に対する情熱は、今もなお多くの職人に継承され、鳥取の魅力として伝えられている。

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全国でもレベルの高い品質として認められている鳥取の食の魅力「とっとりジビエ」。
狩猟者や飲食店など、ジビエに関わる一連の関係者がすべて連携するという全国で初めての試みの中から生まれ、美味しいとされるジビエを目指してきた。2012年頃より本格的に「とっとりジビエ」の普及推進活動が始まり、全国トップレベルの利用量・利用率が掲げられ、県外の有名レストランのシェフからも高い評価を得ている。

国際的に求められた衛生管理手法の「HACCP(ハサップ)」を基に、より品質の高いジビエが提供できるよう「鳥取県HACCP適合施設認定制度」を独自に取り入れ、さらには、捕獲や解体処理技術の研究、衛生管理の徹底化を行っていることが、多くの人に注目されている理由。

ジビエを多くの人に食べてもらうことで、農作物被害防止や生態系維持、里山保全など、幅広い分野でのSDGsにも繋がり、豊かな自然がこの先も生き続けていくだろう。

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鳥取の魅力が詰まったイベント「きなんせ鳥取!」と「とっとり民藝&ジビエセミナー」が開催

そんな鳥取が誇る技術や職人、生産者、未来に向けて守るべき自然の資源にスポットを当てた、鳥取県Popup Showroomイベント「きなんせ鳥取!」が、2022年3月16日(水)〜21日(月・祝)で東京・白金台のポップアップイベントスペース「MuSuBu」にて開催された。鳥取の取り組みの紹介をはじめ、鳥取民藝や鳥取県食材料理が体感できるイベントである。

ジビエ調理や希少品種のいちごを使ったスイーツ、鳥取県知事の名言をきっかけに誕生した「すなば珈琲」が味わえ、また「鹿革のブレスレッドづくり」体験、地元の飲食店「山里料理みきた園」とオンライン交流も実施された。

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それに先立ち2022年3月16日にメディア向けに実施された「とっとり民藝&ジビエセミナー」では、自然との繋がりが深い鳥取の魅力が紹介され、「きなんせ鳥取!」のイベント内容をより引き出すものとなった。

鳥取の文化的魅力を一度に味わえるイベント「きなんせ鳥取!」。次回の開催にも期待したい。

鳥取県 東京本部
Tel.03-5212-9186

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