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【京都テイクアウト】2021年祇園にオープン☆生八ッ橋『おたべ』のいなり寿司専門店

  • 2022.3.19
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おおきに~豆はなどす☆今回は東山区祇園に2021年オープンしたいなり寿司専門店。京都土産の代表格・生八ッ橋『おたべ』の新業態店。

生八ッ橋『おたべ』の新業態いなり寿司専門店

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東山区、四条大和大路下がり、少し東入った場所。ちょっと細い路地もあったりで、迷いやすい場所ですが。ちょうどこの時、道に迷った末ここのお店にたどり着きました!という方もいました(笑)

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2021年の7月、たまたまここを通りかかり、新しいお店がオープンしていることを知り、その時は都合で立ち寄れなかったんですが、また出直そうと思っているうちに、コロナ禍により営業を土日祝日に絞られていて、なかなかタイミング合わずようやく今回初訪問。現在はまた通常営業日時にもどっています。

ちょっと驚きですが、じつはこちら京都土産の定番、生八ッ橋でおなじみの『おたべ』がプロデュースする新業態のいなり寿司専門店『京出汁おいなり 釣狐』。本体は(株)美十。

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一見、言い方悪いですが、和菓子メーカーが片手間でつくるおいなりさんってどんな?みたいに思っていましたが、かなりの本気度です。

お揚げは京都を代表する創業150年余を誇る京豆腐老舗『嵯峨豆腐森嘉』の寿司揚げを使用。そして、ご飯と水は生八ッ橋と同じで京都産こしひかり使用とか。特に出汁にこだわり、北海道産真昆布、鯖節、鰯節で出汁を取り鰹節で風味を付け、丁寧に取った一番出汁をたっぷり煮含ませたお揚げで寿司飯を包んでいるんだとか。

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こちらはテイクアウト専門店になっていて、この対面販売方式の店内。

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個数によって値段が違い、さらに寿司飯の味も2種類。かやくタイプとごまタイプ。今回はかやくタイプの京出汁おいなり2個入497円を購入することに。

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もともとこちらには佃煮店があったそうですが、そちらの商品も一部店頭でも販売されています。

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そして買い求めたおいなりさんを自宅で。

店名『釣狐(つりぎつね)』は狐と油揚げが登場する狂言「釣狐」より引用されてるとか。
狂言の中でも非常に高度な技術を要する演目とされ、「釣狐」の狐役を演じて初めて一人前として認められるというほど。それに倣い、京料理の技術を極めてつくったおいなりさん、ということで、この屋号にされたんだとか。

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そして、賞味期限も当日になります。

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パッケージには祇園らしく千社札デザインの店名シールがあしらわれています。本店はここ祇園になりますが、伊丹空港にも支店があり、そこではテイクアウトはもちろん、朝食セットやお蕎麦がセットになった定食も食べられるようです。

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中はこんな。わりと小ぶりのおいなりさん2個。狐のシールで封がしてあります。

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パッケージに入れたままで食べてもよかったんですが、自宅だったのでお皿に移して。

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わりと薄い色目に仕上げられた寿司揚げ。それも森嘉さんのお揚げを存分に引き立てるように仕上げられたような。

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そして実食。
じゅわっとお揚げから出汁が染み出て、それがなんとも優しくはんなりとした味わい。寿司飯には煎りごま、人参、ごぼうが小さく散りばめられていて、しかもお酢の酸味もとてもマイルド。出汁感を引き立てる配慮のようです。そして、お揚げの上質な揚げ油の風味も活きてます。時折プチプチと煎りごまの風味のアクセント。とても上品な味わいで、もしかしたら地元民以外の人にとっての京都風おいなりさんってこんな味、という理想形がこれかも、と思えるような。若干お値段もそこそこしますが、丁寧につくられた逸品。ぜひ、ご賞味あれ!

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:京出汁おいなり 釣狐 祇園本店
場所:京都市東山区大和町 19-1
電話:075-746-6171
営業時間:11:00~14:00 15:00~18:00
定休日:不定休
公式サイト:http://www.bijuu.co.jp/tsurigitsune/

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