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呆活ならタダ! ママがお金をかけずに「ストレス発散」する方法3つ

  • 2015.9.10
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【ママからのご相談】

年長・年少の男の子2人を育児中の主婦です。平日の日中はパートに出ています。世間のママさん達も同じなのでしょうが、毎日本当に忙しいです。1日の中で唯一落ち着けるのは、 トイレの中でスマホを触っているときくらいでしょうか。いつも時間がない感覚に追われてイライラしています。「何かストレス発散の方法を……」と考えたりもするのですが、まとまった時間も金銭的な余裕もありません。それで、またイライラをためています。子どもたちが幼い今だからこそ、育児をもっと楽しみたいと感じているのですが、とてもそんな余裕を持てないでいます。

時間もお金もかからないストレス発散の方法ってあるのでしょうか?

●A. 超多忙なママでもできる、お手軽なストレス発散方法は?

ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。

毎日、ほんとうにお疲れさまです。

子どもが幼いうちの子育ては、かわいい盛りであると共にストレスフルでもあります。小さな子どもは自分でできることが少ない分、大人がフォローしてあげなければいけないシーンも多く、当然ママの負担も大きくなってしまうもの。

日本労働組合総連合会が2013年に行った調査結果では、 1歳〜2歳を子育て中の女性のうち85.1%、3歳〜5歳であれば83.8%もの女性が、『育児にストレスを感じる』と答えたのだそうです。また、子どもの年齢が上がるにつれて、この数値は減少していくことも分かりました。やはり子どもが小さければ小さいほど、ストレスが発生しやすいのです。相談者様の場合、それに加えてお仕事もしていらっしゃるようですので、なおさらイライラや忙しさをためんでしまう状態にあるようですね。

今回は、多忙なママでもできる、時間もお金もかからないストレス解消方法を3つ紹介します。

●時間もお金もかからない! 超多忙ママにオススメしたいストレス発散方法3つ!

●(1)車内、お風呂、一人のときは、ゼロ円カラオケ!

「ストレス発散法は?」と聞かれて、「カラオケ!」と答える方は多いはず。気分が凹んでいても、大きな声で歌えばスッキリしますよね。とはいえ、育児に仕事に大忙しなのであれば、カラオケに通い詰める時間もお金ももったいない! と、なかなか実行に移ることもないでしょう。

でも考えてみれば、カラオケに行かなくとも歌は歌えますよね。車で移動中や、お風呂の中など、一人で気持ち良く歌えるシーンは日常の中にもあるはずです。イライラがたまったら、大声を出してスッキリしてみませんか?

●(2)イライラを話す、書く、とにかく出してみる!

多くの女性は、親しい友人に話すことでストレスを発散しています。独身時代はそうだった、というママも多いはず。人に悩みを打ち明けるだけでスッキリした経験は誰しもが持っているでしょう。一人で抱え込まず話してみることが、ストレス発散につながります。

ところが、年齢を重ねると相談できる相手も限られてきますし、ケースによっては人に話せない内容でストレスを感じてしまうこともあるはず。ご主人も毎日愚痴を聞かされ続けていると、いつか爆発してしまうかもしれません。

そんなときは、思っていることや苦しみの原因などを紙に書いてみてください。紙に書くことで、物事が整理され解決のヒントが見えてくることがあるかもしれません。話す・書くなどして、一度自分の中からストレスを吐き出してみる機会を持ってみましょう。

●(3)ぼーっとするだけならタダ! “呆活”で発散してみては?

ぼーっとする活動、『呆活(ぼうかつ)』をご存じでしょうか? これは、『涙活』の提唱者である寺井広樹さんが新たに広めた言葉で、ぼーっとすることで心のデトックスを図る活動を指しています。

相談者様の文章の中で、“一落ち着けるのは、トイレの中でスマホを触っているときくらいでしょうか。”という言葉がありました。この言葉に共感する方も多いのではないでしょうか?

現代人は、いつもスマホやタブレットを持ち歩き、暇さえあれば液晶画面を眺めています。何もせず、何も考えず、本当にぼーっと過ごしている時間を持てている方は、案外少ないのではないのでしょうか?

あえて何もしない、何も考えない時間を作ることは、その他の時間の仕事効率をアップさせる効果が期待されています。またストレス発散にもつながるとも言われているのです。トイレの中や、就寝前……、1日のどこかに10分だけ、ぼーっと過ごす時間を設けてみてください。

●ストレスも今がピーク!? 上手に発散させたいですね

私自身、子どもたちが小さくて毎日がテンテコ舞いだったころ、先輩ママにこう言われたことがあります。『今が一番大変な時期よ。これからどんどん楽チンになるから、安心してね』

当時の私は、「今こんなに大変なんだから、この子たちが大きくなったらどれだけ大変になってしまうんだろう……」と不安に感じていたので、この言葉にずいぶん救われたものです。そして今では、確かに子育てのストレスや負担が小さくなっていくことを実感しています。

相談者様のお子様もまだまだ小さいと言うことですが、ここが踏ん張りどころ! もう少しすれば、寂しいほど楽チンになってしまうかもしれませんよ。ぜひ手軽にできる発散方法で、ストレスをため込み過ぎないように乗り切ってください。

かわいい盛りのお子様の成長を、できる限りストレスフィルターなしで見守ってあげたいものですね。

【参考リンク】

・子ども・子育てに関する調査 | 日本労働組合総連合会

●ライター/木村華子(ママライター)

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