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ヴェネツィア国際映画祭、実力派女優たちのインテリジェントなドレスアップ。

  • 2015.9.9
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9月2日~12日(現地時間)にかけてイタリアで開催中の第72回ヴェネツィア国際映画祭。2015年の最後を締めくくる世界三大映画祭の会場には、話題の新作がズラリとライナップ。ダイアン・クルーガーやクリステン・スチュワートなど実力派・個性派女優たちも会場入りし、聡明で美しい装いを披露した。

ダコタ・ジョンソン ピュアな魅力を引き出すミニマルドレス。

ジョニー・デップやベネディクト・カンバーバッチという豪華キャストが話題の『ブラック・スキャンダル』(2016年1月30日公開)に出演するダコタ・ジョンソンも当然ながら注目の的。その新作のプレミアに登場した彼女は、プラダ(PRADA)のシンプルなピンクのドレスで内面からにじみ出る美をアピール。ドロップイヤリングとルースにまとめたヘアもダコタのアンニュイな雰囲気にマッチしてパーフェクト。

ダイアン・クルーガー クリスタルのビジューが刺繍されたドラマティックなケープドレス。

映画祭のオープニング作品『エベレスト 3D』(11月6日公開)のプレミア上映に姿を見せたダイアン・クルーガーも、コンペティション部門の審査員として映画祭に参加。プラダ(PRADA)のケープ付きドレスでレッドカーペットに舞い降りた。クリスタルのビーズが全身にあしらわれたドレスで、オープニングイベントにふさわしいリュクスでエレガントな美を見せつけながらも、サイドのカットアウトで人とは違った個性と気品を漂わせている。クラッチバッグはリー・サヴェイジ(LEE SAVAGE)。

クリステン・スチュワート 上質なテキスタイルをまとい、ラグジュアリーの新境地へ。

主演映画『Equals(原題)』のプレミアにやってきたクリステン。普段はTシャツにジーンズといったトムボーイスタイルがお得意の普段の彼女とは一転、この日はレースとシルク素材のシャネル(CHANEL)のオートクチュールドレスでフェミニンな面を覗かせた。とはいっても、甘めに寄り過ぎないのがクリステンスタイル。ムーディな濃赤色リップで、25歳になった彼女のアダルトな魅力を発揮した。

シャネル(CHANEL)2015-16秋冬オートクチュールコレクション

アンバー・ハード ハリウッドグラマー漂うフローラルドレス。

歴史上初と言われている性転換者を題材にした話題作『The Danish Girl(原題)』に出演しているアンバーは、アレクサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)のフローラルドレスでスクリーニングに登場。ウエストから裾にかけて立体的に広がるラッフルが、スパイシーな配色の中にほのかな女性らしさを香らせている。クラシック映画から抜け出して来たようなヘアメイクに対し、ネイルはブラックでエッジィを効かせるというコントラストが、彼女らしい。

アレッサンドラ・アンブロシオ 地中海の風を感じさせるエアリースタイル。

映画祭に欠かせないのが、いるだけでその場を華やかな雰囲気にしてくれるモデルたち。アレッサンドラは、そんな自身の役割をよく理解しているかのような、フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ(PHILOSOPHY DI LORENZO SERAFINI)のシアーなドレスでレッドカーペットに。レッドカーペットというより、地中海の太陽と爽やかな風を感じさせる涼しげなリゾートスタイルで、会場を盛り上げた。

エリザベス・バンクス ボリューム感たっぷりのプリンセスラインでレッドカーペットにインパクトを!

コンペティション部門の審査員として参加しているエリザベス・バンクスは、女優業だけでなく、プロデューサーや監督としても成功をしているハリウッドを代表するデキる女。そんな彼女が『ブラック・スキャンダル』のプレミアに選んだのは、アンドリュー・ゲン(ANDREW GN)のフローラルドレス。重厚感のある素材はこの季節にぴったりのチョイス。ブラック地に咲く個性的な花は、エリザベスの洗練されたエレガンスを際立たせた。

アンドリュー・ゲン(ANDREW GN)2016 リゾートコレクション

ティルダ・スウイントン 自然体の美しさを最大限に発揮する、流麗なシルエット。

主演映画『A Bigger Splash(原題)』のスクリーニングに現れたティルダ・スウィントンは、透き通るような白い肌に溶け込むライムイエローのドレスで、圧倒的な存在感を発揮。ボーイッシュなヘアメイクに相反して、アシンメトリーなドレープショルダー、マーメイドスタイルのヘムライン、ウェストのフィット感が女性的だ。相変わらずの完璧なプロポーションでまるでギリシャ彫刻のような佇まいを見せた。

ヒラリー・ローダ ミニマルにエレガンスを際立たせる。

蜘蛛の巣をイメージしたカウフマンフランコ(KAUFMANFRANCO)のドレスで、レッドカーペットをグラマーなエレガンスで包み込んだのは、モデルのヒラリー・ローダ。シルバーに輝くメッシュドレスにショパール(CHOPARD)の「インペリアーレ」コレクションのドロップイヤリングをコーディネイト。ヘアスタイルはスリークなアップヘアで全体を引き締めて。

参照元:VOGUE JAPAN

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