印象サイアク!? ケチな人はブランド財布を買ってはいけないワケ

【相談者:30代女性】

ステキな女性になりたいのですが、いつも何を着たらいいかわかりません。気が付けば同じようなものばかり。それなのにクローゼットには服がたくさんあって、整理とかすごく苦手です。どうしたらいいでしょうか?

●A. 物より自分が主役になれ。

こんにちは。彼氏づくり専門家の菊乃です。

クローゼットに服がたくさんあるという質問者さんのお財布を見てみると、高価なブランド物のお財布。しかし、かなりボロボロです。『気が付きませんでした! 高かったし捨てにくくて』とおっしゃるのです。

「いつ買いましたか?」

「えっと……」

「震災(2011年3月11日)前ですか?」

「震災前です」

「リーマンショック(2008年9月15日)前ですか?」

「リーマンショック前です」

「今は2015年だからもうかなり古いですよね」

「そうですね」

●財布は毎年、買い替える

ブランド『Mano da Mana』を運営している伏野理恵さんにインタビューしたところ、“春財布”といって年末から3月ごろにかけてお財布を買い替える方は多く、この時期が最も売れるそうです。“財布が(お金でパンパンに)張る”という意味からきているそうで、知っている方は毎年、買い替えていらっしゃるそうです。

私も毎年、買い替えておりますが、バッグはいくつか使い分けをしても財布は1個なのでバッグ以上に手に持っていることが多いのです。ブランド物だから安物よりいい素材で作られているでしょう。でも、耐久性に優れているから高いというわけではないため、7年使っていたらブランド物だってボロボロになるのです。

ただの財布より何倍もの値段がするブランド財布は、買ったときはきっと気分も上がったでしょう。持っていて元気も出たかもしれない。では、今その財布を持っていて元気になりますか? また、その財布を持っている姿を人が見たらどんな印象を持つでしょうか? 自腹を切って購入した本人は、「高かった」という思い入れがあるのはわかりますが、相手にそれは分かりません。

●“高いと捨てられなくなるケチタイプ”であることを自覚して、古いアイテムを捨てる

「高かったから捨てられない」という気持ちもよくわかります。社会人になって買い物をするときに、思い切って背伸びをして学生時代のものより高いブランド時計を買って、大人になれた気分になったことがありました。あの時計も、使わなくなってタンスの中で何年も肥やしにしてから捨てました。今、その時計をつけたら割とイタイ。“○年前に流行った”というのがよくわかるのだ。

かつて会社員だったときに、地方勤務だったので車を購入しました。その2か月後くらいに東京転勤が決まったのです。「買ったばっかりだし、高かったし」と1年ばかりあまり乗りもしない車の駐車場代を払って、無駄だと気が付いて処分しました。転勤が決まった時点で処分していたらトータルの出費額は少なかったと思うのですが、「高かった」という思いは本人から合理性を奪っていく。

しかし、これで私は自分が“高いと捨てられなくなるケチタイプ”であるということが学べたのです。車にせよブランドにせよ、一生使える物はほぼない。あったとしてもそれは結果論。

「もったいない。高かったのに」と思いながら、ぜひブランド物の古いアイテムを捨ててください。その心の痛みから、自分がどういう人間なのかを学べたからいいじゃないですか。自分とは一生付き合うのですから。そして、あなたにふさわしい新品を買ってください。

【取材協力/伏野理恵】

バッグブランドやアパレルメーカーで、財布、アクセサリー、毛皮などのデザインを担当。『横浜元町KITAMURA』のチーフデザイナーを経て独立。2009年に、「すべての女性が持つことでHappyに」をコンセプトにした革小物ブランド『Mano da Mana』を発表。使いやすさと大人のかわいらしさが共存する財布は、リピーターが多い。

●ライター/菊乃(彼氏づくり専門家)

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