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ジョニー・デップが製作 ザ・ポーグスのシェイン・マガウアンのドキュメンタリー6月公開

  • 2022.3.9
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『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』(c)The Gift Film Limited 2020

ジョニー・デップが製作を務めた、パンクバンド「ザ・ポーグズ」のシェイン・マガウアンの人生に迫るドキュメンタリー映画『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』が、6月3日より渋谷シネクイントほかにて全国順次公開されることが決定した。

アイリッシュ・パンク(ケルト音楽とパンクロックが融合したジャンル)という一大ジャンルを築き上げ、クリスマスソング「ニューヨークの夢」などのヒット曲で知られるイギリスのパンクバンド「ザ・ポーグズ」。そのフロントマンでシンガーのシェイン・マガウアンの破天荒な音楽人生を描くドキュメンタリー映画を、マガウアンの30年来の友人であるデップが製作した。

5歳から飲酒、競馬、タバコを嗜み、10代で移住したロンドンでドラッグ地獄に転落。そこから這い上がるように始めたバンドで、絶大な人気を集め瞬く間に英ロック界のスターに。そんな彼の伝説は音楽だけに留まらず、ライブ中泥酔して退場、素行が悪すぎてバンドから追放、長年にわたる酒と薬の濫用で50歳にして全歯を失うなど、音楽史に残る事件を連発。本作ではマガウアンのインタビュー映像に加え、貴重なライブ映像や、米国の作家ハンター・S・トンプソンとのコラボで知られるイラストレーター、ラルフ・ステッドマンによるアニメーションを交えながら、彼の半生を丸裸にしていく。

さらに、プライマル・スクリームのボビー・ギレスピーやデップ本人たちがインタビュアーとして出演し、現在のマガウアンの心の内を聞き出すことに成功。アイルランドで過ごした子供時代からロンドンのパンクシーンで活動したマガウアンの軌跡を通じて、彼の情熱、ユーモア、深い音楽知識、歴史、ポップカルチャーが描かれている。

監督を務めたのは、デヴィッド・ボウイ出演の『ビギナーズ』(1986年)やセックス・ピストルズを追った『セックス・ピストルズ/グレート・ロックンロール・スウィンドル』(1979年)で知られるジュリアン・テンプル。本作ではマガウアンの一筋縄ではいかない歴史を紐解いて鮮烈に映像化し、第68回サン・セバスチャン国際映画祭で審査員特別賞を受賞。日本では、ピーター・バラカンが字幕監修を担当した。

本作の製作を務め、出演もしているデップは、出会う前から大ファンだったマガウアンについて、「20世紀の最も重要なアーティストの一人であり、人々に愛された詩人でもあるシェインの決定版な映画を製作できることを光栄に思います」とコメントした。

あわせて公開されたポスタービジュアルでは、「みっともねえ最高の人生」というコピーとともに、イエス・キリスト風のマガウアンが真ん中に大きくレイアウト。マガウアンのマストアイテム、酒とタバコを両手に抱え、周囲にはライターやマイクを持つ天使が飛び交うデザインとなっている。さらに、あばら骨にはポーグズのファーストアルバムのタイトル『赤い薔薇を僕に』をイメージした薔薇の花が敷き詰められている。

また、場面写真では、酒に溺れボロボロになった歯を見せ不敵な笑みを浮かべている姿や、マイクを握りしめ魂を込めて歌う若かりし頃のマガウアンの姿が切り取られている。(リアルサウンド編集部)

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