【晩夏ヨガ】寒暖差に負けない!季節の変わり目不調におすすめヨガ。

【晩夏ヨガ】寒暖差に負けない!季節の変わり目不調におすすめヨガ。

こんにちは、パーソナルトレーナーの小林麻利子です。この連載『美人の作り方』では、“美しさを自分で手作りする”ために、みなさんが抱えがちなカラダの不調を改善し、美しく仕上げるためのメソッドを、エクササイズやヨガを取り入れながら紹介していきます。

【小林麻利子の美人の作り方】vol.58

9月に入り、朝晩涼しくなってきましたね。季節の変わり目は、体に負担がかかりやすい季節です。寒暖差はもちろん、夏の疲れが蓄積していたり、冷たいものの食べ過ぎで胃腸を痛めてしまったり。そこで今回は、夏の疲れが残らないよう、今の時期におすすめのヨガをご紹介します。

不調には自律神経を整えることが先決

体温調整は、自律神経が関わっています。暑ければ体表の毛細血管を拡張して深部体温を下げ、寒ければ毛細血管を収縮して熱が外に逃げないように調整しています。

しかし、運動の習慣や入浴の習慣がなく、汗腺の働きが鈍い方は、体温調節がうまくできずに体調を崩してしまうことがあります。また、遅寝早起きなどで睡眠時間がきちんと確保されていなかったり、休みの日の遅起きなどで生体リズムが乱れていることなども影響があります。

早寝早起きを継続し、日々の就寝起床時間をあまり変動させないこと、3食決まった時間にバランスよく食べること、適度な運動や歩行を行うことなど、自律神経を整えるために規則正しい生活を行うことが不調改善には大切ですね。その上で、以下のヨガを行ってみましょう。

＜少し難易度が高いヨガです。肩関節や骨盤、股関節などをまわすなど、軽くウォーミングアップをしてから行いましょう。＞

季節の変わり目ヨガ

STEP１

猫の変形と脚伸び猫のポーズ

（1）

肩の下に手の平、骨盤の下に膝がくるよう四つ這いになり、背中は平らにしておきます。地面に接している手と足の4点に均等に体重を分散します。

（2）

吐きながら、背中でアーチを作るように腰椎からゆっくり背骨を動かし背中を丸めます。目線はおへそ。同時に片膝を胸に近づけていきます。そのまましばらく呼吸を繰り返します。

（3）

次に、息を吸いながら、腰椎から背骨をS字弯曲に戻していき、曲げた脚をゆっくり後ろ方向に真っ直ぐ伸ばします。目線は真正面。しばらく呼吸をつづけて（1）に戻ります。左右3セット繰り返しましょう。

POINT！

椎骨（背骨）を一つずつ動かしていくように意識しながら行います。体幹に力が入っていないとバランスが崩れやすいので、お腹やお尻には力を入れておきます。

STEP２

下向き犬と上向き犬のポーズ

（1）

STEP1（1）の姿勢からつま先を立て、お尻を天井方向に持ち上げ、横から見たときに三角形になるポーズをとります。背中は反ったり丸めたりしないようにします。膝を伸ばし、かかとは地面につけたいですが、難しい方は膝を曲げたりかかとを浮かしてもOK。ゆっくり呼吸を繰り返します。

（2）

手の位置は変えずにゆっくり膝をゆるめながら体を床方向に下げていき、膝を床から浮かしたまま背骨をひとつずつ反らせていき首を伸ばします。お尻には必ず力を入れておきます。ゆっくり呼吸を繰り返し、（1）に戻ります。4～6セット繰り返しましょう。

POINT！

椎骨を一つずつ動かすイメージで丁寧に動かしましょう。（1）のポーズは、両手に体重が集中しやすいですが、お腹に力を入れてお尻を天井方向に更に持ち上げると下半身にも力がかかります。腰に違和感を感じる方は、STEP3で腰部をリラックスさせます。

STEP３

チャイルドポーズ

STEP2（2）からお尻をかかとに近づけ、正座になります。両手を前に伸ばして体を床に伏せます。力を抜いてリラックスします。呼吸が整うまでしばらく呼吸を繰り返しましょう。

いかがでしたでしょうか？ ゆったりご自身の呼吸を感じながら、無理のない範囲で続けてくださいね。

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「小林麻利子の美人の作り方」まとめ PROFILE 小林麻利子 Flura代表。パーソナルトレーナー/AEAJ認定アロマテラピーインストラクター/食生活管理士。ボディメイク、食育、アロマ療法の個人レッスンを通し、ホルモン・自律神経バランスが整った女性らしい心身作りを指導。 また、講演・執筆活動など幅広く活動中。著書 こだわりのセンス（コレクションインターナショナル） HP: http://fluraf.com/ blog: http://ameblo.jp/mariko-kobayashi/