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酒グセからわかる 彼の結婚に対する本当の気持ち

  • 2015.9.4
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夏の新鮮なムール貝を食べに、地元のレストランへ行った時のことです。はす向かいのテーブルでは、婚約中らしいカップルがディナーを楽しんでいました。しかし1時間半ほどで言い争う声が。

酒グセからチェック! 彼の結婚に対する意識

(c) Fotos 593 - Fotolia.com

「婚約して3年もたつのに、なかなか結婚に向かわないのはどうして?」と彼女がついグチったのが原因だったようです。

3本近く白ワインをあけていた彼は若干視線があやしく、ブツブツと反論。しかしそれが彼女の逆鱗にふれ、彼女は彼にナプキンをなげつけて帰ってしまいました。

「お酒ってこわい…」と久しぶりに感じたのを覚えています。このように「酒が入ると本音が出る」のはイタリアでもそのまま当てはまり、お酒にのまれた後、愛の試練が訪れるカップルの話を耳にすることも。

今回はそんな彼らから学んだ「男性の結婚に対する意識」を、酒グセタイプ別にご紹介します。

1.ハイテンションタイプ→多少の夢はあるがノープラン

落ちついた性格で、どっしりと頼りがいがある彼を持つ知人女性。しかし彼の酒グセにはやや閉口しているそうです。

2年前の彼の誕生日に、彼の友達もまじえてバーにくりだし、にぎやかに誕生日を祝いました。

彼女が止めても、かまわずにワインのボトルを開けまくる彼。普段からは想像できないハイテンションなキャラが目の前にいて、ハラハラしっぱなしだったそうです。

本気なのかわからないプロポーズもどきの言葉も次々飛びだす中、あきれた彼女は彼を引きずるようにして家に帰りました。

次の日「昨日のプロポーズのこと覚えてる?」と聞くと、「バーに入った後からはまったく記憶がない」と残念な答えが返ってきて、「みんなの前でいろんなこと言ったくせに、どうしてくれるのよ」とケンカになったとか。

お酒でテンションが上がるタイプは、本当の性格をお酒で解放していることも。一方、「酒の上のことでごまかせる」という計算高さも持ち合わせています。酔っぱらったときに結婚についていろいろ言ってくる彼には注意しましょう。

まず何も考えていないはずなので、肝心なところでは女性側がリードしていく必要がありそうです。

2.いきなり寝オチタイプ→結婚したい! けど大事なところが…

画家の夫を持つ知人女性は、婚約した年のクリスマスが忘れられないそう。隠れ家レストランで二人っきりのディナーを楽しんだのですが、彼は普段よりもかなり多い量の赤ワインをずっと飲んでいました。

耳まで赤くなった彼を心配した彼女は、ディナーの後酔い覚ましに川沿いの道を歩いて帰りました。「20分くらい歩いてからベンチを見つけて、彼を座らせたの。そうしたら、1分もたたないうちに眠ってた」と語る彼女。

深夜でタクシーがつかまらず、まったく起きない彼を置いて行くわけにいかず…で、3時間近くベンチにくぎづけでした。

やっとタクシーを拾って家に着いたとき、彼のポケットで小銭を探した彼女が見つけたのは、リボンがかかった小さな箱。

中身が何かすぐにわかった彼女でしたが、二人そろって次の日すごい風邪を引き、ロマンチックなプロポーズはお蔵入りになったそうです。

急に寝てしまうタイプは、警戒心が強く他人を簡単に受け入れないことも。それだけに、一度彼女として受け入れた相手はとても大切にする一面があります。

結婚願望は高めですが肝心なところで詰めが甘く、その度に女性が尻ぬぐいするハメになりそう。女性側はどんと構えることが大切です。

3.上司のごとく説教タイプ→一人のほうが気楽

4年半の同棲を経て、彼と破局した知人女性がいます。メーカーに勤務していた彼は、異例の配置換えで未経験の分野を担当することになり、激務を続けていたそうです。

「家に帰ってくると仕事のグチが多くて、大丈夫かなと心配していたの」と語る彼女。待ちに待ったバカンス休暇に、二人はフランスのビーチリゾートへくり出しました。

しかし、休暇の半分が過ぎた頃のことです。彼がバーで酔っぱらい、彼女に長々と説教を始めました。それまで見たことがない「上から目線」っぷりに、彼女はどん引き。

彼女の気に入らないところをあげつらい「それが直らないと結婚できない」とうそぶく彼に対し、これが彼の本音か…と感じ、彼女は次の日荷物をまとめて一人で家に帰ったそうです。

「おまえのためだから」とタテマエをかかげて説教してくるタイプは、モラハラ気味と言えるでしょう。

「結婚するために●●を直せ」と要求が入ってきたら要注意。相手をコントロールするために結婚を匂わせているだけで、「本当は一人のほうが気楽」という本音が隠れている場合も。

カップルと言えど、結婚に対する意識がぴったり一致することはありません。ギャップが見つかっても、行動することで乗り切れるようなら頑張ってみましょう。

それでも無理そう…と先の見通しがつかなくなったら、いさぎよく次へ行くことも考えて。

(金丸 標)

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