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ここで会ったのが残念…強盗で捕らえられた被告人が裁判官の中学時代の同級生と発覚

  • 2022.2.28
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学生時代の同級生と久しぶりに会うと、かつての自分を思い出したり友人が思ってもみない職業についていたりと盛り上がります。でも再開する場所によっては非常に気まずいものにもなりかねません。今回は、裁判所で裁判官と被告人として再開してしまった元同級生の実話をご紹介します。

■強盗で捕らえられた男性の裁判官は元中学の同級生だった

強盗の罪で捕らえられ、マイアミの裁判所で裁判を受けた男性がいました。この裁判の最後に、裁判官の女性が「質問があります。あなたはノーチラス中学に通っていましたか?」と被告人に尋ねました。実はこの二人、中学時代の同級生だったのです。

彼女が同級生であったことに気づいた被告人は一瞬笑顔になった後「オーマイグッドネス!(なんてことだ)」と繰り返しながら泣き始めました。

■優秀で誰からも尊敬されていた被告人

裁判官は裁判所にいた人々に、中学時代の被告人が最も優秀な生徒の一人だったと語りました。それを聞きながら被告人は泣き続けています。

裁判官は被告人に対し、「ここで会ったのが残念です。あなたに何があったのか疑問に思っていました」と続け、「あなたが道を改め幸運を得ることを祈ります」語りかけました。

■人生において対極の状況で再会した二人

この2人の再会は決して望まれた形で実現したわけではありません。でも被告人が涙する姿を見ると、このタイミングで出会ったことが被告人にとって大きな意味を持つだろうことは明らかです。

裁判官が語ったように、被告人が更生し、かつてのような素晴らしい人生を取り戻すことを祈らずにはいられません。

文・山根ゆずか

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