スイーツの季節到来! 秋に食欲が増すワケ&食べ過ぎ回避のポイント

【女性からのご相談】

40代に入ってから、毎年、少しずつですが確実に体脂肪が増えています。気が向けば運動もするのですが、あまり長続きしません。ただでさえ、おいしいものと聞けば目がないのですが、なぜ、秋は食欲が増すのですか? おいしいものが増えるからですか?

●A. 室内中心の生活なら食べすぎ注意!

こんにちは。健康管理士のSAYURIです。ご相談ありがとうございます。

35歳を過ぎると基礎代謝がグッと下がってしまうために、ジワジワと体脂肪率が上がってくる人が多いようですね。今回のケースのように運動が続かないのも、筋肉の減少によって自分が思っている以上に運動することに負担を感じてしまうからでしょう。

そこで、今回は“秋の食欲のなぜ?”とそれを回避する方法をご紹介したいと思います。

●“食欲の秋”今は必要ない食欲!?

私たち人間は、寒い冬でも暑い夏でも一定の体温を保つ機能があり、そのために、体内に取り入れた食物をエネルギー源として代謝を行っています。秋になり外気温が下がってくると、体温を保つために多くのエネルギーを消費するようになるために、基礎代謝があがり、本来であれば脂肪が減る時期です。その一方で、体温を作るためのエネルギー源となる食物を夏より多く求めるようになるために、食欲が増してしまうのです。

そこに秋の味覚。柿、くり、サツマイモなどを見てみても糖質が多く、すぐエネルギー源となるものが多いのも、旬の食物がその季節の人間の体に必要なものを備えていると言っていいでしょう。

しかし、今、私たちが暮らしている環境を考えてみると、室内は常に快適な温度に保たれています。毎日、屋外での活動が多い人は別として、室内が中心の生活をしている人にとっては、秋の味覚はエネルギーの過剰摂取となってしまい、それが脂肪と化してしまうのです。

●日照時間が短くなることも一因に

日本では、古くから立秋(2015年の立秋は8月8日)を境に日照時間が短くなってくると言われていますが、9月に入るとさらに日照時間が短くなります。この日照時間に影響を受けるのが、脳内の神経伝達物質で食欲の調整にも深く関わっている“セロトニン”。セロトニンは日照時間が短くなるとその分泌量が減少するため、セロトニン不足から暴飲暴食を引き起こすこともあります。

●過剰な食欲を抑えるポイント2つ

まず1つ目は、宣伝広告に惑わされないこと。とかく日本人は世間が騒ぎ始めると、「私も!」と乗っかりたがる傾向が強いようです。「秋のスイーツ特集が載った雑誌は本当に自分にとって必要なのか? そういった番組を見て得られるものは何か?」ということを、一度、冷静に考えてみましょう。

そして2つ目はできるだけ、日光を浴びること。朝、10分だけでも早く起きて、通勤時にバス停1つ、もしくは地下鉄ひと駅分、朝の心地よい太陽の光を浴びながら歩いてみましょう。運動にもなる上にセロトニンの分泌も活性化され食欲の暴走を抑えることができます。

【参考文献】

・総務省認証予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会発行

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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