世界遺産の石畳＆階段を猛チェイス！ 6ヶ月かけて進化させたカーアクションを見よ!!

主演のダニエル・クレイグ本人が難易度の高いアクションに挑戦！

ダニエル・クレイグ主演としては最後の『007』シリーズとなる最新作『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』のブルーレイ＆DVDが、3月2日にリリースされる。これに先駆けて本邦初公開となるメイキング映像が公開された。

本作品は、00（ダブルオー）エージェントを退き、ジャマイカで静かに暮らしていたボンドが、CIAの旧友フィリックスの求めに応じて誘拐された科学者を救出する物語。シリーズ21作目『007／カジノ・ロワイヤル』（06年）から最新作に至る5作品でジェームズ・ボンドを演じたダニエルにとって最後の『007』作品だ。

共演者には、最凶の悪役サフィンを演じるマレックのほか、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ジェフリー・ライト、レイフ・ファインズら豪華キャストが顔を揃える。

監督は『ビースト・オブ・ノー・ネーション』（15年）、TVシリーズ『トゥルー・ディテクティブ』のキャリー・ジョージ・フクナガ。

今回公開された映像は、ブルーレイ+DVDのボーナスブルーレイに収録される特典映像の一部で、序盤のカーチェイスシーンのメイキングだ。

この重要なシーンのロケ地に選ばれたのは、世界遺産に登録されているイタリアの街マテーラ。この街はサッシと呼ばれる洞窟住居群が連なっており、美しい景観を誇る一方、狭い道や階段が縦横に通り複雑に入り組んだ街路がひしめくアクションには不向きな場所となっている。

しかし、本作品のアクションチームは、この特徴的な景観を生かし、石畳の階段や坂を滑らせる迫力あるアクションシーンを生みだした。スピードにもとことん拘ったと言うスタント監修のオリヴィエ・シュニーデルは、「撮影から6ヵ月かけてもシーンを進化させていった！」と力の入れようを明かす。さらに映像には、ダニエル自身が難易度の高いアクションに取り組む様子も収められている。

なお、このメイキング映像は、2月28日より東京メトロ・日比谷線銀座駅のコンコースジャックに伴い、柱20本のサイネージ55面でも同時公開される。この他にも本作品のスタイリッシュな映像が多数放映される予定だ。

『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』のブルーレイ＆DVDは、3月2日にリリースされる。