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堀田真由、島崎信長、榎木淳弥が大学のグライダー部の先輩後輩に!「グライダーの作品に出演していて申し訳ないんですけど、飛行機がちょっと苦手で…」

  • 2022.2.22
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声優初挑戦の堀田真由を島崎信長、榎木淳弥が支える ※撮影=下田直樹
声優初挑戦の堀田真由を島崎信長、榎木淳弥が支える ※撮影=下田直樹

【写真を見る】堀田真由、島崎信長、榎木淳弥が爽やかなブルーを取り入れた衣装で登場!

恋をしたくて東京の大学へ進学した“つるたま”こと都留たまきが、恋をしたのは空。3月4日(金)より公開される映画「ブルーサーマル」は、ひょんなことから大学で航空部に入部したつるたまが、その世界に魅せられていく物語だ。部活で出会ったのは、ミステリアスで大人っぽい主将の倉持潤や、会うとすぐケンカになってしまう先輩・空知大介。つるたまの声を担当したのは、声優初挑戦となる堀田真由。倉持を島崎信長、空知を榎木淳弥が演じ、フレッシュな堀田を支える。

どんなふうに空が描かれているのか楽しみです

――本作はご覧になりましたか?

島崎・榎木:僕らはまだです(※取材時)。

堀田:私は完パケの形で、見させていただきました。

――堀田さんは見た感想、島崎さんと榎木さんは楽しみなところを教えてください。

堀田:空の青さや映像が美しく、風に揺れている花や草がリアルです。アフレコの時はまだ絵ができていなかったので、キャラクターの声や自然の音が合わさった映像を見て、アニメーションってすごいんだなと実感しました。

榎木:グライダーがテーマの一つなので、どんなふうに空が描かれているのか、そして風の音など効果音も楽しみです。

島崎:期待するところは、やはり空ですね。アニメーションならではの利点の一つに、空みたいな自然を“描ける”ところがあると思うんです。自然も生き物として描けるというか。たとえば楽しい時と悲しい時では、同じ空でも違って見えると思うんですよね。その空がアニメーションだとキャラクターの視点を介してだったり、「この人には今、こう見えているんだな」と共有できます。タイトルも「ブルーサーマル」だしグライダーの話なので、どんな空になっているのか楽しみです。

――堀田さんは本作で声優に初挑戦となります。どのような意識で臨みましたか?

堀田:普段私が話しているトーンはそんなに高くないのですが、監督から「つるたまは天真らんまんな明るい子なので、高いトーンで話してほしい」と言われていたので、それを意識して演じました。声優のお仕事が初めてで、アフレコで声を出すタイミングがわからなくて、おうちで練習しましたね。あとつるたまちゃんの出身地である、長崎の方言に苦労しました。私は関西出身なのですが、長崎の方言は関西弁と似ている部分が多く、似ているからこそ沼にハマるとちょっとの違いを表現できなくなったりして。お母さん役の方が長崎弁の指導も兼ねてくれたのでいつも隣にいてくださり、方言指導をしてもらえました。

キャラクターの感情や魅力がすごく伝わってくる声や表現だなと思いました

――お二人から見て、堀田さんの演技はいかがでしたか?

島崎:主人公の芝居感に合わせて全体のバランスが決まっていくので、参考のためにオーディションの段階で「つるたまはこういう声です」と堀田さんの声を聞かせてもらったんですよ。純粋に「いいな」と思いました。声優は役者としての感覚的な部分と職人としての技術的な部分が混ざり合った仕事だと僕は思っているんですけど、伝わるかどうかが一番大事だと考えていて。その意味で、キャラクターの感情や魅力がすごく伝わってくる声や表現だなと思いました。

堀田:ありがとうございます。

榎木:前半と後半で、ずいぶん質感が違ったような気がします。たしか堀田さんは、3〜4日かけて録っているんですよね。

堀田:そうです。

榎木:前半は実写に近い表現でした。そして後半は、さっき信長くんが言ったような職人っぽいアニメ声優的表現方法を織り交ぜつつ、堀田さんならではの表現になっていたのかなと。僕はどっちも好きなんですけど、その違いが面白かったです。あと、技術の応用がすごく早い。僕は10年この仕事をやっていて、未だによくわからないので(笑)。

島崎:榎木くんの場合は、あえて「俺はこういう表現がしたい!」というところがあるからね。

榎木:確かにそうかも。あと堀田さんは実写で活躍されているので、「実写ではどうやっているんですか?」と質問魔になってしまい、ただのファンみたいでした(笑)。

アフレコ中もなるべく堀田さんの顔を見ながら演じました

――自身が演じたキャラクターの印象、役作りで苦労したことを教えてください。

榎木:僕が演じた空知は元気で気のいいヤツなんだけど、倉持さんを好きすぎるあまりつるたまにキツいことを言ってしまったり、素直じゃない部分もあります。かわいいヤツだな、と思って演じていましたね。役作りは自分がどうこうというより、堀田さん演じるつるたまの空気感に合わせるところが一番難しかったです。僕の演技だとどうしても声優っぽい質感になってしまうので、なるべく整っていない感じにして、そこが魅力的に聞こえればいいかなと意識していました。アフレコ中もなるべく堀田さんの顔を見ながら演じましたね。

堀田:つるたまは笑ったり泣いたり怒ったりと表情がコロコロ変わるので、それを声で表現するのは難しかったんですけど、真っすぐな部分はとてもすてきで、演じていてもっと好きになるキャラクターでした。苦労した面は、全てが初めてなので逆に何がわからないのかがわからないくらいでしたが(笑)、技術がないからこそ思うまま感情に乗せよう、それだけを意識しました。すごく一生懸命な子なので、自分も一生懸命になればつながるんじゃないかと、あまり深くは考えず感じるままに演じて、周りのみなさんにすごく助けていただきました。

島崎:学生の頃って、ちょっと年上の人がすごく大人に見えたりしますよね。倉持はいろいろと事情を抱えていて苦労をしていますが、それをあまり表に出さない人。しかも年上の先輩なので、演じる上ではちょっとミステリアスさを意識しました。謎めいた人って魅力的だし、感情をあまり見せないから大人にも見える。とはいえ彼はまだ大学生で、もっと大人から見たらまだまだ青い部分があるところは大事にしていきたいと思いました。周りから見た彼と、本人の中でうごめいている生身の彼の違いは、大事にしたいと。

苦労に関しては…、作品内のバランスや空気感で、お芝居がすごく変わるんですよね。ざっくり言うと、デフォルメをどれくらいするか、どれくらい整えるのかとか。最初は先輩として存在する倉持が、話が進むにつれてつるたまと目線が近くなっていきます。そこはつるたまと同列っぽく聞こえなきゃいけないし、でも先輩なので整っていてもいい部分もあったりして。そのあんばいは考えますが、結局は現場の肌感覚で演じました。一緒にアフレコできた役者さんたちはすごく表現が伝わってくる人たちだったので、楽しんでやらせてもらっています。

3人の好きな乗り物を調査!

――グライダーに乗る作品にかけて、好きな乗り物はなんですか?

堀田:新幹線です。グライダーの作品に出演していて申し訳ないんですけど、飛行機がちょっと苦手で…。

榎木:もうダメだ(笑)。

島崎:飛行機とグライダーは違うからね!(笑) グライダーはエンジンがないし!

堀田:離陸や着陸でドキドキしちゃうので、地元と東京を往復するのも常に新幹線なんです。移動中は本を読んだり、その時やっている作品の台本を読んだりしますが、ちょっとした雑音と揺れが心地よくて集中できます。

榎木:富士急ハイランドのFUJIYAMAですかね。最初にてっぺんまで上るんですが、そこから見下ろす景色がめちゃくちゃよくて、乗客の間でちょっと和やかな空気が漂うんです。直後に地獄が待っているので、そのギャップがすごく好きですね。「あー綺麗だなー」からの、「あれっ!?」という落差が(笑)。

島崎:イベント帰りのロケバスです。コロナ禍になってできなくなりましたが、以前はみんなと缶ビールで「お疲れ!」と乾杯して、その日の感想を言い合ったりして。あの感じに飢えています(笑)。

――本作の公開を楽しみにしているファンへ、メッセージをお願いします!

島崎:アニメは各分野のプロフェッショナルや、表現欲と感性を持った人が集まり、その相乗効果でスペシャルなものを作り上げ、みなさんの元に届けます。この作品は、各分野の連携がすごく取れていました。作っている側がいいなと思った作品は、見てくださる方にもその思いが伝わる気がするので、きっと楽しんでいただけると思います。

榎木:やっぱり劇場で見てほしい作品だな、という思いが強くて。広いけど閉ざされた空間で空の広さを感じていただけると、より「ブルーサーマル」の世界に没入して物語を楽しめるんじゃないかと思います。

堀田:つるたまちゃんとグライダーの出会いは、本当にある日突然でした。もともとは大学に入って恋をしようと思っていた女の子が、些細なきっかけでこんなにも人生が変わってしまう。私自身、人生が変わって今この仕事をしているのも、ちょっとしたきっかけがスタート地点です。何かを始めることは怖かったりもしますけど、この作品がそのきっかけになったらうれしいですね。見終わったあとに「空を見たいな」と思える、前向きになれる作品なので、ぜひ劇場で見ていただけたら幸いです。

※島崎信長の「崎」は正しくは「たつさき」

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