ブルガリのジュエリー展、東京国立博物館で開催!

これまでローマやパリ、北京を巡回してきたブルガリの大規模な回顧展が、ついに東京にやってくることに! いまジュエリー関係者はこの話題で持ちきりです。この『アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝』では、アーカイブから選りすぐった名品や、エリザベス・テイラーが愛用した逸品が一堂に会します。この機会を逃したら二度と見られないハイジュエリーも登場するとあって、見応えたっぷりの内容です。

(左)リチャード・バートンがエリザベス・テイラーに贈ったソートワール(ロングペンダント)。(右)同じくリチャード・バートンが婚約の証としてリズに贈ったブローチ。

頭がくらくらしそうなほどゴージャスなのは「エリザベス・テイラー ルーム」。ここにはブルガリを熱烈に愛したリズが自分で購入したり、夫たち(生涯で8度結婚)から贈られたハイジュエリーがきらびやかに並びます。映画『別離』『予期せぬ出来事』に出演した際に着用したサファイアやエメラルドなど、どれも個人のプライベートな持ち物だったとは信じられないほどの豪華さ。リズのディープなジュエリー愛が伝わってきます。

(左)1975年製の「ブルガリ・ローマ」ウォッチ。レザーと麻を組み合わせたストラップ。(右)1970年頃の「セルペンティ」ウォッチ。白い部分はエナメル、緑の瞳はエメラルド。

2015年は、あの名作ウォッチ「ブルガリ・ブルガリ」の誕生40周年のアニバーサリーイヤー。デザインの原型となったモデルは、何とデジタル! かつて顧客へのクリスマスギフトとして限定生産したものが話題を呼び、コレクションが生まれるきっかけとなったとか。ブランドロゴを大胆に取り入れたデザインは、当時はかなりセンセーショナルでした。さらに、ブルガリのアイコンでもあるスネークモチーフの「セルペンティ」も必見。一見ブレスレットのようですが、文字盤は口の中に隠されているという、ユニークな仕様です。

大ぶりな「ビブ」ネックレスは、計244カラットものターコイズ、アメシスト、エメラルド、ダイヤモンドの配色がみごと。レブロン創業者夫人、リン・レブソンが所蔵した逸品。

個人的に一番気に入っているのは、とりわけカラフルな「ビブ」ネックレス。ビブとはよだれかけという意味で、デコルテに幅広く広がるデザインをこう呼びます。カラーストーンはどれも丸く磨いた「カボション」カット。くっきりとした色のカボションの石を、目に鮮やかな配色でダイナミックに使ったブルガリならではのスタイルは、ビブネックレスが作られた1960年代に確立したといわれます。そのスタイルの斬新さは、リン・レブソンのようにはかりしれない富を誇ったスーパーリッチな人々を虜にしてしまいました。

他にも、創業者ソティリオ・ブルガリが手がけた銀のネックレスや、日本からインスピレーションを得た富士山やブッダのモチーフなど、見どころ満載。値がつけられないようなハイジュエリーや時計が約250点も展示されるというこの回顧展は、知的好奇心を満足させてくれること間違いなしです!

『アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝』
期間:2015年9月8日(火)〜11月29日(日)
会場:東京国立博物館 表慶館
東京都台東区上野公園13-9
観覧料:一般1400円(前売り1200円)
Tel. 03-5777-8600
www.tnm.jp

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