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暮らしがエコかつ便利に!買ってよかった「脱プラ」神アイテム7選

  • 2022.2.18
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“サステナブルな行動”のバトンをつなげていく、リレー連載企画「#TSUNAGU100」。なるべくプラスチックを使わない生活情報をお届けする「プラなし生活」の古賀陽子さんに、使ってよかった日用品を7つご紹介いただきました。心地いい暮らしを叶える便利なアイテムが目白押しです。

毎日の生活を心地よくするエコライフに欠かせない日用品

海のプラスチック汚染のことを知ってから、自分が普段使っているものを見直すようになりました。
毎月ゴミ袋いっぱいに溜まるプラスチック包装、気づかないうちに家庭からも発生しているマイクロプラスチック。
どうすれば減らしていけるのか試行錯誤する中で、実際に使ってみてよかったプラスチックフリーのアイテムを5つご紹介します。
どれも自分の暮らしに無理なく取り入れることができ、環境に良いだけでなく便利なものばかりです。

スポンジの代わりに使いたい環境に優しく長持ちな「たわし」

ほとんどのスポンジは化学繊維(プラスチック)でできています。泡立ちがよく使いやすい反面、1ヶ月ほどでボロボロに。またちぎれた繊維はマイクロプラスチックという小さなプラスチックとして下水に排水され、最終的に海に流れていきます。

なんでも使える「棕櫚のねじり型たわし」

そこでスポンジは植物性のたわしを使っています。
特におすすめは「棕櫚(シュロ)のねじり型たわし」。食器はもちろん鍋やフライパン、まな板などなんでも洗え、焦げ付きも落とせます。細長いのでグラスの底もスッキリ。野菜に付いている土もきれいに洗える万能たわしです。

乾きが早くて泡立ちもいい「ヘチマたわし」

「ヘチマたわし」もお気に入りです。
濡らすと柔らかくなり、泡立ちも良好。乾きも早いので衛生的です。

夏にヘチマのグリーンカーテンをして収穫することも!採った実は自然乾燥させると簡単にたわしになります。

ボトルの底までしっかり届く天然木の「水筒用ブラシ」

水筒用のブラシも必需品。
天然木とパーム繊維でできています。先端がくるっと丸くなっていて、ボトルの底や肩の部分にもしっかり届きます。海外製で安価だったせいか、中の芯が曲がりやすいのが少し残念。国産品なら丈夫なものが多いようです。

ペットボトルの水の代わりに「備長炭」で浄水

普段、ペットボトルのお水を買わずに自宅で浄水しています。そこで活躍してくれるのが「備長炭」。水道水に一晩入れておくだけで、美味しい水が出来上がります。(水1Lに炭100gが目安)
炭の表面には小さい孔が無数にあり、そこに不純物が吸着されて天然のフィルターに。
時々天日干しすると効果が戻りますよ。

洗濯で流れるプラスチック繊維を防ぐ「洗濯バッグ」

化繊の衣類は「グッピーフレンド・ウォッシングバッグ」に入れて洗っています。
洗濯で毎回たくさんの繊維が抜け落ち、海や川のマイクロプラスチック汚染が深刻になっています。
このバッグは衣類の繊維をキャッチしてくれる洗濯バッグ。溜まった繊維は手で取り出してゴミ箱に捨てます。もちろん自然素材の服を入れてもOK。傷みを防いで衣類も長持ちします。

コーヒーをいつでも手軽に楽しめる「ドリップポット」

時間のないときでも手軽にコーヒーを楽しみたい私。以前はスティックコーヒーやドリップパックを使っていましたが、ゴミが出るのとコスパの悪さがいつも気になっていました。
そこで取り入れてみたのが「珈琲考具のツードリップポット」。
ステンレス製なのでお湯がすぐに湧き、極細の注ぎ口で誰でも上手にハンドドリップできるんです。蓋もなく、洗いやすい形状で片付けも簡単!
この手軽さがバッチリと日常に定着し、インスタント系のコーヒーを買うことがほとんどなくなりました。

丈夫、便利、かわいい!トタンの「屋外用ゴミ箱」

長期間紫外線に晒され、劣化が進みやすい屋外用のゴミ箱。プラスチック製だと細かいマイクロプラスチックが発生。風や雨によって自然の中に入っていきます。
そこでゴミ箱は「OBAKETSU」に変更。雨に強く、屋外用の建材にも使われるトタン製です。国産品でつくりもしっかりしていますよ。
蓋の裏にフックがあり、縁に引っ掛けることができます。袋の出し入れ時も邪魔になりません。
見た目も愛着がわくかわいらしさ。汚れがつきにくく、清潔感があるところも気に入っています。

サステナブルな暮らしは無理なく、自分らしく

今回ご紹介した7つのアイテムは、いろいろ試してきた中で私自身の暮らしに定着してきたものです。もちろん続かなかったものもあります。
続けられている1番の理由は、どこにも無理がないこと。同時に楽しめていることだと思っています。心地のいいサステナブルライフを見つけるきっかけになれば幸いです。

わたしから身近な人、そして地球へ。
みんなにいいコトが起きる「サステナブルな行動」をここからつなげよう!

シンプルに暮らすひとたちは、サステナブルなコトを暮らしに取り入れていました。
サステナブルなモノ・コトを本気でレビューするリレー連載「#TSUNAGU100」をSheageで行っています。
みなさんも、暮らしに起きたちょっといいコト、サステナブルな行動につながると思うこと…
そんな誰かに共有してつなげたいことを #TSUNAGU100 のハッシュタグをつけて教えてください。
投稿いただいた方の中から、編集部が選び、記事に取り上げさせていただきます。

"サステナブルな行動"とは?
✓ゴミを減らす工夫、使わなくなったものを再利用、モノを大切に使う気持ち
✓実はみんなが思っている暮らしの中の“モヤモヤ”“小さな不満”が解消できる
✓自分や、身近な誰か、地球にもやさしい etc..

“サステナブルなモノやコト”を、みんなで共有していきましょう!


こちらのレビューはInstagramでもご覧いただけます。「#TSUNAGU100」のハッシュタグを覗いてみてくださいね。

古賀陽子さんがバトンをつなぐ方は、多方面でエシカルな活動を行うHALUさんです!

writer / 古賀 陽子 古賀 陽子

取材協力

古賀 陽子(@lifelessplastics)
毎日のプラスチックを減らす工夫を楽しく提案するヒントをお届けするサイト「プラなし生活」を運営。海洋学者・博士のWakamoriさんとともに、暮らしの中で無理なくできること、サステナブルなアイテムなどを紹介しています。Instagramの投稿(@lifelessplastics)レビューも人気。


https://lessplasticlife.com/

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