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【ショートケーキ】は英語で通じる?通じない?「スポンジケーキ」の英語や発祥・由来もご紹介

  • 2022.2.13
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生クリームといちごをスポンジで挟んだケーキで、クリスマスにもよく食べられる【ショートケーキ】は英語で通じる?通じない和製英語?

「ショートケーキ」は【英語で通じない】

日本語で「ショートケーキ」と言えば、生クリームといちごを使ったスポンジケーキの事ですが、英語では別物を意味する為、ショートケーキは和製英語です。

英語の「ショートケーキ:shortcake」は、アメリカではビスケットや甘いケーキ、イギリスではショートブレッドやビスケットを意味する単語で、日本語で言う所のフワフワのスポンジケーキと生クリームといちごという組み合わせとは違ったものとなります。

そもそも、「ショート」は「ショートニング:shortening」(バターの代用に使われる食用油脂)の略で、お菓子などに使うとサクサクとした食感を作る事が出来るという事からも、日本の物とはイメージが大きく違う事がわかりますね。

一方で英語で[strawberry shortcake]と言うと、見た目は日本のショートケーキに近づきますが、やはりサクサク生地といちごの組み合わせなので、やはり食べ物としては別物です。

日本語で使われている「ショートケーキ」を英語で表現したければ[strawberry sponge cake]と言いましょう。

直訳すると「イチゴのスポンジケーキ」という意味で、英語では「スポンジケーキ:sponge cake」という言葉を使って表現する訳ですね。

サクサク生地のショートケーキはイギリスが発祥で、そこからアメリカにも広がりましたが、なぜ日本ではふわふわのスポンジ生地になったのかと言うと、大正時代、日本人好みのスポンジ生地にアレンジしたものが流通したからなんだとか。

最近ではアニメや漫画などで描写される事も手伝って、日本風のふわふわのスポンジケーキを使ったショートケーキが[Japanese strawberry shortcake]として広まっているようで、YouTubeなどでも日本風のショートケーキの作り方の英語動画なども増えているので、英語の勉強がてら見てみてはいかがでしょう?

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