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「この組み合わせは誰も拒めない」と監督が自信。ネトフリ配信の新作ドラマ『二十五、二十一』制作発表会の様子

  • 2022.2.10
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2月9日、韓国tvN新ドラマ『二十五、二十一』(Netflixで同時配信)のオンライン制作発表が行われ、キム・テリ、ナム・ジュヒョク、キム・ジヨン、チェ・ヒョヌク、イ・ジュミョンの主演キャストとチョン・ジヒョン監督が出席した。

初回放送を2月12日に控えた『二十五、二十一』は、22歳と18歳の時に初めてお互いの名前を呼び合った男女が、25歳と21歳になってようやく愛し合い、一緒に成長していく物語。初恋から苦楽まで共にした5人の若者たちが、ピュアで熾烈だった青春の記憶を振り返させる。

演出を担当したチョン・ジヒョン監督は「1998年のIMF(1997年、通貨危機に見舞われた韓国が国際通貨基金・IMFから資金支援の覚書を締結した事件)時代に青春を奪われた若者5人の愉快で美しく、時には悲しい青春ドラマ」と紹介。

続いて「キム・テリとナム・ジュヒョクの名前だけで強みだと思う。2人が持つ感性がとても良い。彼らが準備してくる台本の解釈と感性が素晴らしい。1998年に僕は高校生だった。彼らは小学生だったにもかかわらず、しっかり準備してくるので逆に僕がアイデアを得ながら作っている」と強調した。

(写真提供=tvN)

ほかの青春ドラマと『二十五、二十一』の違いについては「これは個人の物語だが、時代の物語でもある。人物たちの成長の苦しみが重みを持って伝わるのが、このドラマの差別化だと思う。コロナ禍だからこそリンクする部分もあると思い、1998年を舞台とした」と説明している。

また、「時代を具現するためにスタイリングと場所選びにこだわった。変化してない建物や信号機も微妙に変わっている。演出者の立場としてはいっそのこと、時代劇が楽そうだった」と語り、時代考証の苦労も明かした。

主人公ナ・ヒド役を演じるキム・テリは、出演の理由について「台本が本当に面白かった。最近はジャンルドラマが多いが、その中で美しくて幸せになる台本だった。私の役柄はすごく明るくてエネルギッシュで、今までやったことのない興味深い性格だった」と説明。「堂々とした態度からくる、自信満々なキャラクターだ。それがカッコいい。嬉しい時に心から喜び、悲しい時は心から悲しむ姿が自分と似ていると思う」と笑った。 

ペク・イジン役のナム・ジュヒョクは「どうすれば自分の役を多彩に見せるか悩んだ。1つに囚われず、色んなカラーをお見せする方法を悩んだ。あの時代は経験してないが、僭越ながら自分の経験に照らし合わせた。ただ、そうやって準備して行っても現場では好き勝手やらせてもらった。それを監督が気に入ってくださった」と冗談まじりに話した。

左からキム・テリ、ナム・ジュヒョク(写真提供=tvN)

チョン・ジヒョン監督はキャスティングから自信を示した。「キム・テリ、ナム・ジュヒョクの組み合わせは誰も拒めない」とのこと。他のキム・ジヨン、チェ・ヒョヌク、イ・ジュミョンは「オーディションを通じて起用した。彼らを見ながら作家さんと目が合った」と明かし、運命的なキャスティングであることを強調した。

チョン・ジヒョン監督は「台本が鮮明だ。鮮明なセリフを俳優たちが心を込めて上手く表現してくれている。昔からの友だちと昔話をすると盛り上がるように、このドラマで盛り上がってほしい。誰でも失敗や成功を経験するし、得たものがあれば失うものもある。今の時代もそうだ。ドラマを通じて過去の自分を懐かしんでもらい、今日の自分を慰めてもらえれば嬉しい」と作品の意味を伝えた。

チョン・ジヒョン監督(写真提供=tvN)

キム・テリも「キラキラ光るドラマだ。注目ポイントは『過ぎた』ということ。永遠なものはないけど、その瞬間はすごく輝いていたというノスタルジアを感じられる良いドラマなので、たくさんのご視聴をお願いしたい」と呼びかけた。

『二十五、二十一』は、韓国tvNで2022年2月12日21時から放送開始。Netflixでも同時配信される。

(記事提供=OSEN)

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