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恋占い!泉に浮かべた和紙の沈んでいく時間で縁結び【島根県・松江】

  • 2022.2.10
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出雲大社を筆頭に、パワースポットが数多く存在する島根県の出雲や松江。そんな松江に“縁結びの大親神”と呼ばれる「八重垣神社(やえがきじんじゃ)」があるのをご存知ですか。泉に和紙を浮かべ、その沈んでいく時間でご縁を占うとは、なんとも神秘的でロマンチック!

 

素盞嗚尊(すさのおのみこと)と稲田姫が結ばれた縁結びの大親神

“縁結びの大親神”として知られる「八重垣神社(やえがきじんじゃ)」。素盞嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治する際に、稲田姫命(いなだひめのみこと)に難が降りかからないようにかくまい、のちに結ばれた場所とされています。

“八重垣”とは、稲田姫命を守るために造られた8つの垣根のことで、大垣や中垣、万垣、西垣などと呼ばれ、今も地名などに残っているんだとか。

そんな、歴史に彩られた「八重垣神社」のご祭神は、もちろん、素盞嗚尊や稲田姫命など。拝殿で良縁を願ったら、授与所で占い用紙100円を授かり、ご縁占いができる「鏡の池」へ。

「鏡の池」へ向かう途中には、2本の椿が地上で一体となった夫婦杉なども。二葉の葉が現れることもあるそうで、これは恋愛成就あらたかなり!

エメラルドグリーンに光る神秘的な泉で恋占い

「鏡の池」がある奥の院までは、徒歩1分ほど。古の八重垣を思わすような緑濃い景観に包まれ、空気も凛と張り詰めたような雰囲気。まさにココで稲田姫命がかくまわれていた静けさに包まれています。

その美しさに思わず声を上げしまうように澄み渡たる池。周囲の緑を取り込みエメラルドグリーンに乱反射します。まさしく「鏡の池」という雰囲気ですが、神秘的な泉のようにロマンチック。

かくまわれていた稲田姫命は、この水を飲料水として利用していたとのこと。

「鏡の池」の奥には、稲田姫命をお祀りする「天鏡神社」が鎮座します。

早く沈めば恋の訪れ早し! 遅く沈めば恋の訪れはゆっくりと!!

池の底に沈んだ和紙の白さとエメラルドグリーンの泉は、眺めているだけでうっとりするような表情をもっていますが、早速ご縁占いこと、恋占いを行ってみましょう。

泉に和紙を浮かべたら、10円玉や100円玉をそっと乗せて、良縁を静かに祈ります。

早く沈めば(15分以内)縁が早く、遅く沈めば(30分以上)と縁が遅いんだとか。また、近くで沈むと身近な人、遠くで沈むと遠方の人とご縁があると伝えられています。

硬貨を包み込みスッ~と沈んでいく、はかなさを秘めたご縁占い。結果は6分58秒! これは良縁がすぐにでも訪れるかもしれませんね!!

八重垣神社

住所:島根県松江市佐草町227

営業時間:参拝自由

定休日:参拝自由

アクセス:JR「松江駅」より市営バスで「八重垣神社」下車、徒歩すぐ

※2022年2月現在、新型コロナウイルス感染症対策のため営業時間やサービス体制などが通常と異なることがあります

[Photos by (C)tawawa]

 

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