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待っていてもムダ?「今は仕事が大事」と曖昧な関係にする男性の本音

  • 2022.2.6
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何でも話せて相談もし合うとか、ふたりきりで飲みに行くこともあるのに色っぽい話がまったく出ない場合、彼は何を考えているんでしょうか? 男性の「仲良しなのに付き合えない本音」を探ります。

「今は誰とも付き合う気がない」

かなり突っ込んだ話もするのに恋に発展しない男友達は、やっぱりさりげなく防御線を張っています。色っぽい男女のやり取りが生まれないのは彼が友だちで居続けたいからで、心には『ここから立ち入り禁止』の札をしっかり掲げているんです。

「同僚として信頼している女性がいるけれど恋愛対象には見ていない。だから、告白されたときは『今は誰とも付き合う気がない』と言って断った。今後の関わりもあるし、本音は言えない」(35歳男性・会社員)

この男性は自分が好かれていることに気づいていたそうで、同僚女性を傷つけずにうまく断る言葉を探していたんだとか。本人いわく「誰とも付き合う気がない、なんて仕事ができるイケメンが言いそうで自分らしくない」と思いながらも、本当の気持ちを伝えるわけにもいかなかったようです。

「恋愛に興味がない」

「カラダの関係もある女友達に自分たちは付き合っているのかと聞かれて、思わず『今は恋愛に興味がない。彼女を作るつもりはない』と言ってしまった」(29歳男性・公務員)

この男性の場合、女友達との関係はほとんど恋人同士だったそうですが、キープしているだけという本音を隠していました。本命にする気はないけれど今はそばにいてほしいなんて、かなり身勝手な言い分です。

カラダの付き合いまであるのに恋愛に興味がないとは苦しい言い訳にしか聞こえません。こういう場合、すぐさま頭を切り替えて「じゃあ、私は何なのよ? 私たちの関係が恋愛でないなら何なの?」とツッコミを入れるべきでしょう。

「恋愛より仕事のほうが大事」

「幼なじみから口説かれたことがある。相手を異性として見ることはできないけれど、嫌いではなかったので困った。『仕事に専念したいから恋はお休みしている』と言ってごまかしてしまった」(32歳男性・消防士)

彼は幼なじみを気遣って「恋はお休み」と言ったそうですが、お相手は気づいていたんじゃないかと……。子どもの頃からの付き合いであれば、むしろはっきり断ったほうがスッキリしたかもしれません。

ただ、ふたりの関係が簡単に切れないものである以上、苦しい言い訳ではありますが、彼なりの精いっぱいの優しさとも受け取れます。

「職場の後輩に何度も誘われて好かれていることはわかっていたけれど、残念ながら好みではなかった。『今は仕事のほうが大事だから』と繰り返し言ってあきらめてもらった」(28歳男性・会社員)

仕事絡みの関係であれば、仕事は妥当な言い訳なのでしょう。前出の男性もそうでしたが、相手と今後も付き合っていくことを考えると本音は言えない、というのが当たり障りないお断りをする理由になっています。ズルいやり方ではあっても、そういう言い方しかできない男性の不自由さと不器用さがあるのかもしれません。

「付き合えない」という事実だけを見る

結論としては、何を言われても彼を待ってはいけないということ。付き合えない事実だけを見つめて判断したほうが良さそうです。

男性はよほどのことがないない限り「本命を作らない」という選択をしませんし、恋愛に興味がない男性もまずいません。本命彼女にする気があれば、とっくに彼はアクションを起こしているはずで、ふたりきりで会っても一線を越えることがないとは、つまりそういうことなのです。

「今は誰とも付き合う気がない。彼女を作るつもりがない」とは、今だけに限った話ではなく、これからも変わらない拒否のアピール。自分を傷つけないための優しさも含んだ丁重なお断わりと受け取ったほうがいいでしょう。普段から親しい間柄であるほど、彼は明確なNOを言えないはずです。

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文・沙木貴咲

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