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”夫のパンツ”で浮気が発覚し… 自らも不倫に走った妻が迎えた「想定外の結末」【前編】

  • 2022.2.5
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不倫は許されざる行為であり、地獄のような結末を迎えてしまうことも。しかし、なかには“上手くやれば問題はない”と企む人もいるようで…。亜沙子さん(仮名・38歳)は、かつて不倫行為に及んだもののしばらくの間、生活に支障はなかったそう。ところが、その後、想定外の結末を迎えたのだとか。今回は、彼女にその一部始終をうかがいました。

不倫に走った当時の状況

「当時、夫とは結婚して8年目。子どもが欲しいと思い、不妊治療などもしたのですが、授からず。

でも、お互いに仕事をバリバリとこなして、充実した日々を送っていました。夫とは“一緒にいるのが当たり前”という感覚で、夫婦というよりはパートナーという認識でしたね。

私は幼いころに父親を亡くし、夫は親が離婚をして母親が幼い頃に出て行ってしまったという境遇でした。そんな私たちはまるでお互いに足りないものを補い合っているような関係で、親族同士の仲もとても良好でした」

「夫のパンツ」で不倫発覚

「あるとき洗濯をしていたら、見慣れない夫の下着があったんです。ブランドものの、少しオシャレなパンツでした。夫に聞いたら“出張先で必要になった”と言うので、そこでは特に気にしていなかったんです。

たまに、夫がそのパンツを履くことがありました。でも、その日は大抵帰りが遅くなるんです。そこで、怪しいと思いましたね。

ある日、出来心で夫のスマホのロックを解除し、なかを覗いてしまいました。すると、思った通り、女性とのLINEのやり取りが出てきたんです。

遡って見てみると、もとは仕事関係で知り合い、次第に親しくなって不倫関係に堕ちたようでした」

自暴自棄になり妻子ある男性と…

「もちろん怒りが芽生えました。でも、すぐには問い詰めませんでした。なぜなら、私にも気になる男性がいたからです。ただ、その時点では深い関係にはなっていませんでした。

それは既婚者の集まる飲み会に参加したときに知り合った男性で、名前は藤本さん(仮名)。連絡先を交換しており、たまにLINEでやり取りをしていました。

そして、夫の不倫を知ったことで自暴自棄になっていた私は、彼と初めて2人で会うことにしたんです。藤本さんも親の離婚を経験していて、片親の家庭で育った人でした。

そんな夫と似た境遇の彼になんとなく縁を感じた私は、誰かに求められたかったこともあり、その日のうちに肉体関係をもってしまいました」

不倫には触れない暗黙のルール

「それから夫が、“今日は遅くなるから”と言うと、私も“今日は出かけるから”と藤本さんと会うようになりました。

最初のうちは、女友だちと会っていると思っていたようですが、さすがに異変に気づいたんでしょう。あるとき出かける前に、“男性か?”と聞いてきました。私は何も答えませんでした。

すると、夫は怒っているようでした。でも私が、“同じでしょう”と言い返すと、何も言えなくなったようでしたね。自分が不倫している罪悪感もあったんでしょう。以降、その件に触れてくることはなくなりました。

こうして、私たち夫婦はお互いの不倫を黙認し合うようになったんです。いつ出かけても、帰りが遅くなっても、そこには触れないという、暗黙のルールができていったのです」

“夫の不倫を知り、自らも不倫に走った妻の告白”をご紹介しました。

夫も妻も不倫をしているものの、生活は穏やかだったそう。むしろ毎日にハリがでて、良い環境で過ごせているような感覚になったそうです。しかし、そんな生活が続くことはめずらしく、そう遠くないうちに、不倫の代償を払うことになるでしょう。

©west/gettyimages
©fizkes/gettyimages

文・塚田牧夫

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