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カーラ・デルヴィーニュ、幼少期にもっとLGBTQ+のレプリゼンテーションが見たかったと語る

  • 2022.2.3
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自身のセクシャリティについてパンセクシャル(全性愛者)だとカミングアウトしているカーラ・デルヴィーニュが、LGBTQ+のレプリゼンテーションが少なかった中で育った幼少期などを振り返った。(フロントロウ編集部)

カーラ・デルヴィーニュがレプリゼンテーションの大切さを語る

2020年6月のプライド月間に、自身のセクシャリティについてパンセクシャル(全性愛者)だとカミングアウトした俳優のカーラ・デルヴィーニュ。現在は英BBCと共同で、世界各地のセクシャリティやジェンダーをテーマにしたドキュメンタリーを制作しているというカーラは、当事者としてLGBTQ+の人々のために声をあげてきたことで知られるが、幼少期には、LGBTQ+の人々を見る機会が少なかったことが原因で、苦労も経験してきたことを明かしている。

画像: カーラ・デルヴィーニュがレプリゼンテーションの大切さを語る

今回、英Harper’s Bazaarのインタビューに応じたカーラはそのなかで、幼少期には、ロールモデルとなるLGBTQ+の人々を見る機会が少なかったとして、次のように振り返った。「もし誰か(目標にできる)人がいたら、私は自分のことを嫌いにならずに済んだはずだし、自分のことをそこまで恥じることもなかったと思います」

LGBTQ+の人々のレプリゼンテーションを高めることの大切さについて、カーラがそう話すのには、彼女自身の辛い経験が背景にある。ゲイの人々の知り合いがいないような、カーラ自身が言うところの「古風な家庭」で育った彼女は昨年、グウィネス・パルトロウのポッドキャスト『Goop』に出演した際に、そうした環境が原因で、「(同性を好きになることは)恥だって思ってしまっていたから、人生を通じて、時に重い憂鬱感や自殺願望を抱くことにつながった」過去を告白していた。

幼少期の辛い経験を乗り越えてきたカーラだが、今ではそうした経験も糧になっているとして、「クィアとして育ち、闘ったり隠したりしたことで自分が良かったなと思っているのは、それが着火剤や原動力となり、私がそれについて話すことで、多くの人たちの人生を生きやすいものにできていることです」と、英Harper’s Bazaarにコメント。今では、自分がセクシャルマイノリティとしてレプリゼンテーションを高められていることを嬉しく思っていると語った。

ちなみに、2020年春まで俳優のアシュレイ・ベンソンと交際していたカーラは、インタビューの中で現在の交際ステータスについても言及。「シングルでいるのは素敵ですよ。しばらく、交際を繰り返してきたこともあって、私は自分自身のことに取り組む時間が取れていなかったので」と語って、現在はシングルでいることを楽しんでいると明かした。(フロントロウ編集部)

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