白身魚の旨味が染み込んだ"アボカドと白身の中華蒸し"

白身魚と一緒に蒸すことで、アボカドが魚の旨味を吸って美味しいおかずに大変身！アボカドを「豆腐」のように使って、ご飯がすすむおかずに仕上げます。甘辛味はもちろん、焼いたり、煮たり、揚げたりと、いろいろな調理にオールマイティーに使えるアボカドレシピを、料理研究家の大庭英子先生に習いました。

■アボカドと白身の中華蒸しのつくり方

下味をつけた白身魚をアボカドでサンド。ねぎと生姜の香り、唐辛子の辛味、胡麻油のコクでしっかり中華風に。淡白な魚もアボカドでがぜんボリュームアップ。塩味なのでご飯がしっかりすすみます。

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◇材料 (2人分)

アボカド：小1個
レモン汁：大さじ1/2
白身魚：120g（鯛など、刺身用のサク）
【白身魚の下味用】：
・ 酒：大さじ1/2
・ 塩：小さじ1/5
長ねぎ：6cm
生姜：小1/3片分（せん切り）
赤唐辛子：1/2本分（小口切り）
★ 【調味料】：
・ 酒：大さじ1
・ 胡麻油：大さじ1/2
・ 塩：少々
・ 胡椒：少々

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（1）白身魚の下準備
白身魚は幅5mmに切り、ボウルに入れて酒、塩をふり、全体にからめて下味をつける。

（2）アボカドの下準備
アボカドは縦半分にして種を取り、皮をむいて幅8mmの半月切りにし、レモン汁をふる。

（3）ねぎの仕上げた
ねぎは縦半分に切ってから斜めせん切りにする。

（4）蒸す
蒸し器に入る器にアボカド、白身魚を交互に並べ、上にねぎ、生姜、赤唐辛子を散らし、調味料を全体にふる。蒸気の上がった蒸し器に器を入れ、強火で8分ほど蒸して取り出す。

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――教える人

「大庭英子 料理研究家」

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

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文：中村裕子 写真：原ヒデトシ

※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。