黒胡椒がアクセントの"アボカドと油揚げの卵とじ"

卵でとじることで、ボリューム満点のおかずになります！アボカドを「豆腐」のように使って、ご飯がすすむおかずに仕上げます。甘辛味はもちろん、焼いたり、煮たり、揚げたりと、いろいろな調理にオールマイティーに使えるアボカドレシピを、料理研究家の大庭英子先生に習いました。

身近な素材でささっとつくりましょう。肉は入らないのに十分すぎるほどの食べごたえ。黒胡椒の香りと辛味で味にアクセントをつけて。炊きたてのご飯にのせて丼仕立てにしても。

◇材料 (2人分)

アボカド：1個
油揚げ：2枚
卵：2個
だし：1カップ
★ 【調味料】：
・みりん：大さじ1
・醤油：小さじ1/2
・塩：小さじ1/3
粗挽き黒胡椒：少々

（1）下準備
アボカドは縦半分にして種を取り、皮をむく。縦4等分に切ってから幅1.5cmに切る。
油揚げは縦半分に切ってから幅1.5cmに切る。

（2）煮る
鍋にだしを煮立て、調味料を加えて油揚げ、アボカドを入れて混ぜ、蓋をして弱火で3～4分、アボカドがとろりとするまで煮る。

（3）卵でとじる
ボウルに卵を割り入れてほぐし、中心から、外に向かって鍋に流し入れ、蓋をして1分ほど、半熟になるまで煮て器に盛り、黒胡椒をふる。

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文：中村裕子写真：原ヒデトシ

※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。