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目立ってナンボ!? 大阪のおばちゃんがヒョウ柄ファッションを好むワケ

  • 2015.8.20
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【相談者:30代女性】

旦那の転勤に伴って、大阪の下町に引っ越すことになりました。大阪のおばちゃんたちと仲良くやっていけるかどうか、不安でもあり楽しみでもあります。ずっと気になっていたんですが、大阪のおばちゃんってどうしてヒョウ柄が好きなんでしょうか?

●A. ヒョウ柄好きの理由は、目立ちたい精神とコストパフォーマンス!

ご質問ありがとうございます。人間観察好きの物書き、ときわひでたかです。

大阪と言えば派手なイメージがありますよね。もちろん、そんな人たちばかりではないのですが、確かに大阪には派手で個性的な人がたくさんいます。自己主張もとても強くて、他の都道府県の人からすると圧倒されてしまう場面もあるのではないでしょうか?

大阪を代表するアイコンと言えば、おばちゃん。そして、そのおばちゃんを代表するアイテムと言えばヒョウ柄! まるで連想ゲームのようなこのイメージ。テレビや本の世界だけじゃないの? と思う人もいるかもしれませんが、実際に大阪の商店街を歩いてみると、ヒョウ柄を着たおばちゃんにたくさん出会うことができます。

大阪のおばちゃんがなぜヒョウ柄を好んで着ているのか? その根本には、“目立ちたい精神”と“コストパフォーマンス”が潜んでいます!

何もヒョウ柄を特別愛して着ているわけではなく、地元の婦人服屋を訪れて、まずはやっぱり主張の強い目立つ洋服を選びます。そして、次は値段と相談です。普段着にあまり高いお金をかけても仕方がありませんので、目立つ洋服で、かつコストパフォーマンスの高い洋服を選ぶ。そうすると、大阪の婦人服屋のラインナップでいくと、ヒョウ柄に落ち着くことが多いということなんです。

ここでは、大阪を代表する商店街を歩くおばちゃんたちにファッションのポイントを聞いてきましたので、大阪暮らしの際の参考にしてみてください。

●(1)59歳女性の場合

『やっぱり目立つ服よ! 人間、目立たんとアカンやろ? 服なんか着んでも十分、個性的や言われてるけど、もっともっと目立ちたいしなあ』

●(2)63歳女性の場合

『若いころに着てたファッションを今でも続けてるわよ。女はいつも青春やからね。いつでも恋を楽しまないと!』

●(3)59歳女性の場合

『大阪にはすてきな洋服屋さんが多いから、ついつい服をいっぱい買ってしまうのよ。近所に買い物に行くだけでも、オシャレさんで出かけますよ。今日のポイントはねえ、オレンジ色のサンバイザー』

●(4)56歳女性の場合

『大阪のおばちゃんはヒョウ柄、ヒョウ柄って、テレビでもうるさいわよねえ。私もヒョウ柄のセーターとかたくさん持ってるけど、私の持ってるやつはとってもおしとやかなヒョウ柄なのよ』

●(5)60歳女性の場合

『お洋服は主人と一緒に買いに行っています。主人が好きって言ってくれたやつを買うようにしています』

●(6)66歳女性の場合

『「これ欲しいわぁ~」って思ったブランドのバッグとかは、それと見た目がよく似てるやつを買って満足してます。あんなん、高いお金出して買っても一緒でしょ? 本物か似てるやつかなんて、誰もそこまで見てないでしょ? それに高いお金出してられへんわぁ……。世間もおサイフも不景気やのに!』

●(7)58歳女性の場合

『娘が着なくなった服は、譲ってもらって着てます。だから、私のファッションは古着系やわね』

●(8)61歳女性の場合

『高い洋服でもお店の前に出てるワゴンに入った途端、値段が下がりますから、そのタイミングを見計らって買うようにしてます。地元のお店のセールはテレビCMでは告知しませんから、毎日お店に通っておかないとね』

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もちろん、大阪の商店街にも派手な人からおとなしい人までさまざまな人たちがいますが、やっぱり目立つ洋服を着ているおばちゃんはあちらこちらで目にしますし、話を聞いてみても面白い回答の連発でした。「目立つ洋服を!」「値段が高くない洋服を!」というシンプルで明確な服選びのポリシーを大阪のおばちゃんは持っているんですね。

黙っておとなしくしていると誰からも注目されず、いるのかいないのか分からないといった印象を持たれてしまう可能性のある大阪という街では、やっぱりこれくらいの自己主張をして自らのポジションを確保していく必要があるのかもしれませんね。もちろん、理想とする生き方には個人差がありますので、大阪で暮らすからといって必ずしもそうしなければならないということではありません。

ともかく、大阪の街では皆さん楽しそうに大きな声で笑っていらっしゃるので、少なくとも仲良くできるかどうかといった不安については心配無用なのではないでしょうか!

●ライター/ときわひでたか(人間観察専門家)

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