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「若いときの自分とは違う!」おばさん体型の現実と向き合う40代のダイエット【体験談】

  • 2022.1.23
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すっかり体型が崩れてしまったにも関わらず、頭の中で浮かぶ自分の姿は若いまま。しかし、現実は中肉中背の典型的なおばさん体型。運動しているつもりでしたが、本当に「つもり」でした。運動している「つもり」から脱却した体験談を紹介します。

試着した姿を見て呆然!現実が突き刺さる

私は小さいころからダンスを習っていて、大人になってからも趣味の範囲で続けていました。体を動かすのも食べるのも好き。アクティブに動き回っていたので、食べても体型は変わらず、自分で言うのもなんですが、スタイルは良いほうでした。この服が良いなと思って試着すると、すんなり着られるし、それなりに似合っていたと思います。

ただ、悲しいのはすべて「良いほうでした」「似合っていたと思います」と過去形だということです。2人目を出産して7年たち、一時期は産後ダイエットに成功したのですが、今は臨月と同じくらいの体重に増えてしまっています。暴飲暴食をしているわけではないのにいつの間にかどっしりとした体型に。なのに自分の頭の中にいるイメージは、若くて痩せていたころの自分で、好きな服を着ている姿。

ある日、お出かけ用に洋服を買いに行き、タイプの洋服を見つけ「絶対欲しい!」「私に似合うはず」とルンルンで試着室に入ったまではよかったのですが……。鏡に映った私はイメージした自分と全然違う! 洋服は最高なのに、私が全然ダメ! と呆然としてしまいました。たくましい二の腕、下着からはみ出た肉、パンパンのおなか周りにこれではダメだとダイエットを一大決心しました。

流行の宅トレにチャレンジ

まず自分がなぜここまで太ってしまったのか、原因を考えました。1つ目は「運動不足」です。コロナ禍前までは週に1~2回ホットヨガに通っていました。ホットヨガで痩せたということはなかったものの、退会してから2kg太っています。代謝アップや運動不足解消には効果があったのでしょう。

2つ目は「基礎代謝の低下」です。一度、無駄な肉がついてしまうと、若いころのように運動して落とすのも時間がかかりますし、筋肉のついた引き締まった体になりにくくなっています。まずは動こうと思い、流行の宅トレを始めました。

コロナ禍ということもあり、空前の宅トレブーム! Youtubeにはたくさんのダイエット系動画がアップロードされています。「1週間で5kg痩せる!」「寝ながら痩せる」など魅力的なタイトルに釣られ、なまってしまった体にムチを打ち、トレーニングを始めました。珍しさもありなんとか1週間続けるも1週間で5kgどころか体重は変わらず。食事もたんぱく質を多めにするよう心がけましたが1週間では変化は見えず「頑張ったのに、なーんだ」と気持ちが下がってしまいました。

その後は、頭ではダイエットしなくちゃと思っているものの、宅トレも自分の好きなものばかりを選び「やってるつもり」の日々が続いてしまいました。これでは痩せるわけがありません。

オンラインレッスンで体に変化

「宅トレやってるけど何も変わらないんだよね~」なんて友人に話をしたところ「正しく動かなくちゃ正しい姿勢や筋肉はつかないよ。40代にもなったらただ動くだけじゃ痩せないよ」とズバっと言われてしまいました。最近はコロナ禍もあってオンラインレッスンもあるから受けてみなよとすすめられ、体験してみることにしました。

オンラインだったら、YouTubeで宅トレするのも変わらないんじゃないの? と半信半疑でしたが、体験してみてびっくり! 隅々まで全身運動をした感じで、しっかり筋肉痛になりました! オンラインレッスンとYoutubeの違いはなんといっても講師とつながっていること。私の動きを見て、できていないと注意が入ります。正しい動かし方をレクチャーしてもらえるのでしっかり体を使えるんです。全身筋肉痛になったのは、オンラインレッスンの成果といっていいと思います。YouTubeを見みながらの宅トレは無料でできますが、有料でも講師に見てもらいながらのほうが私には満足度が高いです。ダイエットの近道になるのではと思いオンラインレッスンを続けることにしました。

次に、オンラインレッスンの効果をお伝えします。

レッスンの成果は?

まだ見た目に大きな変化はありませんが、週1回を目標にレッスンを続けています。今はレッスンが楽しみで筋肉痛になっても「私、頑張ったんだな」とうれしくなってしまうくらいハマっています。これは宅トレで自己流の運動をしていたときにはなかった感覚です。

オンラインレッスンを続けていくうちに、肩凝りも軽くなり、立ったり座ったりするときに膝の関節や股関節がパキパキなる回数もかなり減ったという実感があります。レッスン中も、講師が励ましの声をかけてくれるので、ひとりでしていたらつらくて動きを止めてしまいそうなところも頑張れました。私の場合は、講師の指導を受けながらのレッスンが合っていたのかもしれません。何より、楽しく体を動かせているのが一番です。

まとめ

今はオンラインレッスンメインですが、いつか実際に講師のレッスンを受けに行くという目標もできました。すぐには痩せないかもしれませんが、姿勢も良くなりそうですし、大好きな洋服を自信を持って着られるようにこれからも頑張ります。この年になっても目標を持てるのは、幸せなことだと思いました。自分の現在の体型と向き合い、イメージした姿に近付けるようにゆっくりでも確実にボディメイクをしていきたいです。ラクな道ではないのは覚悟していますが楽しいので続けられそうです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

イラスト/塩り

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:ayuko

小学生の子ども2人と夫の4人暮し。在宅ワーカーでひとりコツコツ仕事をしている。在宅仕事&運動不足で太り気味なのが最近の悩み。年齢特有の体調の変化も気になるところ。スポーツ観戦、ライブが大好き!いつまでアクティブでいたいお母さん。


監修者:医師 黒田愛美先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。

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