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心理カウンセラーが伝授!「変わりたいのに変わらない」毎日から抜け出すコツとは

  • 2015.8.19
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仕事の悩みって小さなトラブルが多くて尽きないもの。上司や同僚との面倒な人間関係、 仕事のやりがいが見いだせないなど悩みはひとつでも無くなるように改善したいのに、何をどうするかゆっくり考える時間も無い。それにいつか始めたいと思っていた資格や投資の勉強や習いごとのスクールも選んでいるうちにいつの間にか頓挫。

「このままじゃ永遠に何も変わらないんじゃないかな……」と日常のマンネリ化にヒラメキが欲しかったり、考えているだけでなかなか行動に移せなかったりしている自分に嫌気がさしていませんか?

そこで今回は心理カウンセラーの筆者が、今の自分にポンっと背中を押して次のステップへ踏み出せるコツをご紹介します。

 

■迷いや悩みを「放置」しておくリスク

よく“十年かかって進行した病気は治すには十年かかる”なんて言われます。それと同じで心に迷いや悩みを抱えた状態で長い事時間が経過してしまうと、その状態から脱するには同じくらいの時間がかかり抜けだすことが大変になります。

抜け出すためには、少しずつでいいので問題に対する“考え方や見方を変えて”心の負担を軽くするか解決するように前進した方がいいのです。

なぜなら、その時は進んでいないように見えても、ほんの少しでも前進しているとひょんなことから事態が好転したり、キーマンが現れて物事が良い方向へ向かう可能性が高いのです。

 

■これが出来れば自分の世界が変わる!? ポンっと「背中を押す」方法とは

最近はさまざまな発想の自己啓発方法が出版されていますが、心理カウンセラーの筆者が紹介する方法は“普段絶対に行かないような環境に自分を置いてみる”というちょっと荒い方法です!

例えば、段ボールに猫を入れ人や車の行き来の激しい街の片隅でふたを開け放ちます。子猫は驚いて足がすくんで動けなくなるかもしれません。

では全く違う環境の広い草原で段ボールを開け猫を放したとします。子猫は元気よく飛び出して心地よい風の中で走り回ることでしょう。

同じ猫でもこんな風に違う世界に放たれたら、全然違う心持になりますよね。この猫のように今まで関わったことのない人間関係や“縁のない世界”へ自分の身を置いてみるのです。

知らない世界では、自分が知らない新しい自分を発見できるかもしれません。自分に刺激を入れるためには思い切って自分自身を全然知らない世界に放り出す勇気を持つ必要があるのですね。

 

■環境によって人は作られていく

住んでる環境や取り組んでいる仕事、取り巻く人間関係はもちろんですが、読んでいる本や持っている物も“環境のひとつ”なのです。

これまで知らなかった趣味にチャレンジすることで、知ることができなかった価値観や人生を楽しんでる人たちとの出会いがあり気づきを得る事が出来ます。

最初のステップは普段読まない本を手にしてみたり、今までやった事のない趣味に触れてみてください。

もしアナタが人付き合いが苦手だとして、全く興味がなかった国際交流のボランティア団体のイベントに行く機会を作るとします。行ってみたら世界を飛び廻っているアクティブな人に刺激を受け、あたな自身もボランティアで活動してみたいと感じれたら今までとは違った世界が見えてきますよね。

出会った人や場面は、みんな何かしらのメッセージをあなたに発信しています。気づきを得れば視界も明るくなってステキなヒラメキがアナタの上に降って来るかもしれません。

 

変わらない毎日を過ごして不満ばかり言っていても、いい展開は望めません。チャンスは舞い込んでくるのではなく、自分の小さな行動が結びつくものです。 ほんの少しの勇気を出してチャレンジしてみるのも時にはいいのではないでしょうか。

【著者略歴】

※ 波登かおり・・・チャージアップ代表・心理カウンセラー 1999年資格取得後事務所設立。後に波登カウンセリング学院・有限会社チャージアップ設立。2004年『チャージ療法』『チャージング』を発案、商標登録。『自己肯定観、人間関係プログラム』を確立。後にカウンセラー養成や派遣業務を経て、現在は個人事業として活動中。講演・執筆を通し「自分の元気の作り方」を提案している。講演は民間企業を始め、経済産業省、国土交通省、全国の商工会、大学や保育園など。著書に『ココロ磨き』ポプラ社、『1分間元気チャージ』幻冬舎。

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