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古くて新しい……仏教的アプローチでせまる恋愛のヒントとは?

  • 2015.8.19
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仏教と恋愛、なんだか相いれないテーマのように感じるかもしれませんが、海外では独自の視点から仏教の教えを人生全般にいかそうというユニークな考えが数多くあります。Sarah Napthali氏の著作もそんなひとつ。彼女の『Buddhism for Mothers』(母親のための仏教)は国際的にも大きな反響をよびました。

そんな彼女が語る、仏教的アプローチによる恋愛のヒントも私たちにとってはなかなか参考になりそうなので、ご紹介しましょう。

人も、人をとりまく状況もつねにかわり続ける

“諸行無常”という言葉もありますが、「世のなかで絶対不変なことはなにひとつなく、人の心も状況もつねにかわり続ける」というのが仏教の大事な教えのひとつ。そしてこれは恋愛についてもあてはあります。大好きな相手と付き合って幸せの絶頂にいても、同じテンションでの幸せは長続きしません。相手の嫌な面が見えてきたり、新鮮味がなくなってきたり……。それは相手にとっても同じことでしょう。ふたりの関係も時とともに変化するのが当たりまえ。

ですから「彼が変わってしまった、以前はこんなんじゃなかったのに」と嘆くのはナンセンス。相手も自分もかわっていくのが自然、だからこそお互いいい方向へかわれるよう努力することが必要なのです。

過剰な期待が、かえって私たちを不幸にする

現代の恋愛の難しいところは、恋愛にたいし過剰な期待を抱きやすいこと。期待が大きいぶん、現実が少しでもそれからずれると、失望感も強まってしまいます。冷静な目で見たら、けっしてそんなにひどいわけでもないのに……。あなたは恋人になにを期待しているでしょうか? ロマンス・精神的な支え・最高のセックス・友情・刺激的な会話・十分な年収・家事分担に育児参加……。これらすべてをたった一人の相手に求めていませんか?

でもそれってすごくムチャぶりであることに、ちょっと冷静になれば気づくはず。ちょっとくらいのことには目をつむるくらいおおらかさがないと、恋愛も長続きしません。過剰な期待を抱いておきながら、現実に幻滅するのは不幸の原因ともいえます。

“許す”ことを覚える

今の私たちは自分の権利・主張が認められることばかり求めることに慣れてしまいました。個性や自分らしさを伸ばすことが教育でも重視され、学校でも“友だちと仲良く”とはいわれても、“他人を許しましょう”とはあまり教えられないでしょう。

でも私たち人間は誰でも短所や欠点があります。それを受けいれ、許すことも覚えないと人間関係をスムーズにまわしていくことはできないでしょう。とくに恋愛という一人の相手と深い関係を築く場合はなおさらです。相手にイライラしたり、怒りを覚えたりしたとき、“許す”ことの大切さを思い出してみてください。

自分たちの恋愛関係のポジティブな部分にフォーカスする

彼氏や夫への不満や悪口を女友だちにうちあけて盛りあがるのも楽しいかもしれません。でもあまりそんなことばかりしていると、自分の意識もどうしても相手の悪い部分ばかりフォーカスするようになってしまいます。それは恋愛関係にとって健全なこととはいえませんね。やはりいい関係を長く続けたいのなら、自分たちの恋愛のいい部分、「この人と一緒で本当によかった」と心から思える部分をいつも見つめていることが大切。

ある有名な恋愛エキスパートによれば、幸せな関係を維持するためには、「ポジティブなやりとり5つに対し、ネガティブなやりとりが1」というコミュニケーションが理想的だといいます。彼にダメだしするより、いいところをたくさん見つけて、褒めていくほうがハッピーになれるはずですよ!

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