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健康に良いと聞いていたのに…栄養士が明かす実は体に悪い食べ物3選

  • 2022.1.18
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健康志向が高まるにつれて、食生活も見直す人がいます。しかし、巷に情報があふれていることで、その食品の良い面しか見ていないケースもあるでしょう。今回は、健康に良いと聞いていたにもかかわらず、実は体に悪い場合もある食べ物を3つ紹介します。

■食物繊維が豊富だから大丈夫!?実は危険なグラノーラ

甘くてザクザクした食感がたまらないグラノーラは、オーツ麦やライ麦などを原材料にし、ドライフルーツやナッツなどを混ぜて作られています。

食物繊維や鉄分などが豊富に含まれ栄養価が高いイメージですが、実は糖質や脂質も多く含まれています。また中には、トランス脂肪酸を含むショートニングを使用しているものもあるようです。このトランス脂肪酸は、悪玉コレステロールの上昇や心臓病のリスクを高める危険性のある物質だと言われています。

■体のことを思って野菜チップスを選んでいたのに……

野菜チップスは原材料が野菜だからヘルシーだと思っていませんか?しかし、実際には野菜チップスもポテトチップスと同じように、スライスして油で揚げ、塩をまぶして作られています。つまり、ポテトチップスと同等の脂質や塩分を含んでいるのです。

塩分の摂りすぎは高血圧や心臓病などを、脂質の摂りすぎは動脈硬化などを引き起こす可能性があります。つまり、野菜だから健康に良いとは一概に言えないのです。

■腸内環境を整えるにはヨーグルトでしょ!

腸活人気で、乳酸菌やビフィズス菌などを含む腸内環境を整える役割がある食べ物を積極的に摂っている人もいるでしょう。その代表例がヨーグルトです。

しかし、ヨーグルトの中には甘味を加えたタイプもあります。これには糖質が含まれるため、食べ過ぎると糖質過剰になってしまうことも。

また、ヨーグルトには脂質も多く、発がん性物質が増える可能性もあります。ヨーグルトには免疫力を高めたり、メンタルを安定させたりと多くのメリットがありますが、食べ過ぎには危険な面があることも覚えておきましょう。

■どんな食べ物も適切な量を摂ることが大切

今回紹介した食べ物が危険だから食べてはいけない、というわけではありません。どんな食べ物にも良い面と悪い面があるため、良いと思い込んで食べ過ぎてしまうと体に弊害が起こるかもしれない、ということです。適度に食べる分には問題ないので、バランスを考えて摂るようにしましょう。

文・山村望愛

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