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私の話なんて誰も聞いてくれない。言い返したい言葉を飲み込み続ける毎日/母親に捨てられて残された子どもの話

  • 2022.1.17
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もっと自分の意見を言ってもいいんだよ (C)菊屋きく子/KADOKAWA
もっと自分の意見を言ってもいいんだよ (C)菊屋きく子/KADOKAWA

「どうして私にはお母さんがいないの?」孤独だった幼少期を思い出す私/母親に捨てられて残された子どもの話

母親がいない主人公・ゆきは、仕事ばかりで娘に無関心な父親と、冷徹な祖母との三人暮らし。目を合わせてくれない父親、手をつないでくれない祖母。家の中にぬくもりなどありません。「どうして私にはお母さんがいないの?」「私がいなくなったって誰も悲しまない」満たされない心の叫びと孤独を抱えたまま成長したゆきは、いつしか母親に想いを馳せるように。そんなある日、祖母から母に関する衝撃の事実を知らされて…?

親の愛情を知らずに育った子どもの葛藤と成長を描いたコミックエッセイ『母親に捨てられて残された子どもの話』をお送りします。

三者面談に行くと約束した父親が来ないことに傷つくゆき。代わりにやってきた祖母はゆきを虐げる発言を繰り返します。それでも担任は「ゆきさんはよく周りを見ていて気を遣える優しい子」「ご家庭でもっとゆきさんの話を聞いてあげてください」との言葉を伝え、三者面談は無事終わったように思えたのですが…。

※本作品は菊屋きく子著の書籍『母親に捨てられて残された子どもの話』から一部抜粋・編集しました。

口答えするんじゃない! (C)菊屋きく子/KADOKAWA
口答えするんじゃない! (C)菊屋きく子/KADOKAWA
祖母の言葉の意味はこの時の私にはまだわからなかったけれど (C)菊屋きく子/KADOKAWA
祖母の言葉の意味はこの時の私にはまだわからなかったけれど (C)菊屋きく子/KADOKAWA
自分が肯定されたことがとても嬉しかった (C)菊屋きく子/KADOKAWA
自分が肯定されたことがとても嬉しかった (C)菊屋きく子/KADOKAWA
今日はごめんな (C)菊屋きく子/KADOKAWA
今日はごめんな (C)菊屋きく子/KADOKAWA
おばあちゃんが行ってくれて助かったわ (C)菊屋きく子/KADOKAWA
おばあちゃんが行ってくれて助かったわ (C)菊屋きく子/KADOKAWA
お腹痛い… (C)菊屋きく子/KADOKAWA
お腹痛い… (C)菊屋きく子/KADOKAWA

自分を肯定してくれた担任の言葉とは裏腹に、父親も祖母もゆきへの態度は相変わらず冷酷なまま。ゆきは何度も言葉を飲み込み、葛藤を続けるのでした。

子どもは親を選べず、たとえ異質な環境であっても、自分の置かれた境遇に気づく術を持ちません。家庭環境、とくに親の言動が子どもの発達に及ぼす影響は大きなもの。親子の信頼関係を構築することがどれほど大事か、考えさせられます。

著=菊屋きく子/『母親に捨てられて残された子どもの話』(KADOKAWA)

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