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体の内側からきれいになれそう!表参道の「食べる癒やしスポット」

  • 2022.1.17
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出典:シティリビングWeb

野菜を食べて健やかに、ファッションを通じて気持ちもハッピーになれるような「野菜×おしゃれ」のポジティブな関係を、みなさんにお伝えしていく連載【「野菜×おしゃれ」で健やかビューティー】の第19回は、ベジタリアンレストランの「Brown Rice by Neal's Yard Remedies(ブラウンライス バイ ニールズヤードレメディーズ)」(東京・表参道)と、日本を代表するブランド「KEITA MARUYAMA(ケイタマルヤマ)」のコンセプトショップ「丸山邸 MAISON de MARUYAMA(メゾン ド マルヤマ)」(東京・青山)です。

◆Brown Rice by Neal's Yard Remedies(ブラウンライス バイ ニールズヤードレメディーズ)

出典:シティリビングWeb

東京メトロの表参道駅から歩いて3分ほどという、交通至便の場所にありながら、周囲は静かなたたずまい。敷地内にはあちこちに緑が息づいているのに加え、木のぬくもりに包まれるような内装が気持ちを癒やしてくれそう。中庭ライクなテラス席も用意されていて、お天気のよい日は晴れやかな気分で過ごせます。

和食を主体に、玄米、野菜、大豆のおいしさを味わえるベジタリアンレストランです。英国発のナチュラルスキンケアブランド「NEAL’S YARD REMEDIES」がプロデュースしていると聞けば、なるほどと納得します。皮や根っこまで食材の全てを無駄なく味わう「ホールフード」の取り組みはサステナビリティー(持続可能性)にも通じています。

出典:シティリビングWeb

ランチの看板メニューは和風定食の「一汁三菜」。週替わりの主菜1品と惣菜2品を玄米、味噌汁と一緒に。店名にもなっている玄米ご飯はふっくらしていて、滋味がしっかり。「旬野菜のせいろ蒸し膳」は季節の野菜をせいろで皮ごと蒸し上げます。デザートも「豆腐のレモンケーキ」のようにベジタリアン志向。日本茶×ハーブブレンドティーといったヘルシードリンクもメニューが豊富です。

世界遺産にも登録されている和食の文化を素敵にモダナイズ。味付けにも和の技法が生かされているから、控えめで健やか。美容と健康をサポートするブランドならではの安全・安心への心配りもうれしいところ。体の内側からきれいになれそうな「食べる癒やしスポット」です。

Brown Rice by Neal's Yard Remedies(ブラウンライス バイ ニールズヤードレメディーズ)

住所:東京都渋谷区神宮前5-1-8 1階

電話:03-5778-5416

営業時間:平日 11:30~17:00(L.O 食事16:00 ドリンク16:30) 土日祝 11:30~18:00(L.O食事17:00 ドリンク17:30)

※感染症対策の都合上、営業時間が本来の時間帯から変更になっています。状況に応じてさらに変わる場合があり得ます。事前に店舗へ電話で問い合わせてください

https://www.nealsyard.co.jp/brownrice/

◆丸山邸 MAISON de MARUYAMA(メゾン ド マルヤマ)

出典:シティリビングWeb

同じく表参道駅から歩いて数分の場所にある「丸山邸 MAISON de MARUYAMA(メゾン ド マルヤマ)」は丸山敬太デザイナーが自身の考えや世界観を自由に表現するコンセプト型ショップです。

DREAMS COME TRUEや浜崎あゆみ、野宮真貴(元ピチカート・ファイヴ)など、多くのミュージシャンやアーティストのステージ衣装を製作してきたことでも有名な丸山氏には著名人のファンがたくさんいます。チャイナドレスやスカジャンなど、オリエンタルなムードを帯びたテイストの装いを得意としています。

丸山邸には自らのブランド「KEITA MARUYAMA(ケイタマルヤマ)」をはじめ、デザイナー本人が選んだインテリアや器、家具、雑貨など、衣食住にまつわるアイテムを幅広くセレクト。名前が示す通り、デザイナーの私邸に招かれたかのような感覚で過ごせます。

出典:シティリビングWeb
出典:シティリビングWeb

「KEITA MARUYAMA」の2022年春夏コレクションは日本の四季の美しさにフォーカス。「春はあけぼの 夏は夜」という、随筆『枕草子』の冒頭フレーズをモチーフに百花繚乱の装いを提案。着物風の和柄や浴衣ライクなワンピースなど日本情緒をまとわせ、昭和レトロをモダンにアップデートした作品を発表。21年12月には「Fashionは人生を変える」をコンセプトにエンターテイメントとしてのショーを開催し、話題を集めました。

ブランドの商品はもちろん、デザイナー本人がキュレーションしたアートや表現者を紹介するギャラリースペースなど、創り手の発想に近づけるのも、丸山邸の魅力。じっくり時間をかけて、隅々まで見て回りたくなるショップです。

出典:シティリビングWeb

丸山邸 MAISON de MARUYAMA(メゾン ド マルヤマ)

住所:東京都港区南青山4-25-10

電話:03-3406-1935

営業時間:12:00~20:00 不定休

※感染症対策の都合上、営業時間が本来の時間帯から変更になっています。状況に応じてさらに変わる場合があり得ます。事前に店舗へ電話で問い合わせてください

https://www.keitamaruyama.com/

和食や着物といった日本の伝統文化は見直しが進んでいます。昭和レトロなファッションに光が当たったり、健康意識の高まりから和食のよさが再発見されたり。今回ご紹介した、どちらも表参道・青山エリアのレストランとブランドショップはそれぞれに和テイストやオリエンタルムードをオリジナルな世界観で表現しているところが持ち味。のんびりと時間を過ごす週末のプランに取り入れて、日本のよさを再発見してみてはいかがでしょうか。

プロフィール/宮田理江

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター。

多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションなどを幅広く発信。自らのTV通版ブランドもプロデュース。著書に「おしゃれの近道」(学研パブリッシング)ほか。野菜好きが高じて、野菜ソムリエ(日本野菜ソムリエ協会)資格を取得。

https://riemiyata.com/

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