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「日中の自分とはまるで別人」夕方、体調が急降下してめまい、倦怠感。その日を振り返ると…【体験談】

  • 2022.1.16
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毎日ではないのですが、夕方18時くらいになるとめまいがしたり、胃がムカムカしたり横になっていないとつらいということがありました。どうやらある時期に決まって具合が悪くなるようでした。体調不良時の過ごし方や、更年期を迎える準備を始めた体験談です。

ある時期の夕方に現れる体調不良

この数カ月、日中はなんの異変もなく元気なのに、夕方18時くらいになると体調が悪くなることがありました。それも毎日ではないんです。数日、体調不良に耐えて乗り越えれば、再びいつもの体調が戻ってきます。出てくる症状は、貧血になったようなめまいがしたり、なんとなく胃がムカムカしたり、倦怠感とでもいうのでしょうか。やる気が起きないという症状です。

症状が出ているときは、本当につらくて日中の自分とは別人のようでした。発熱症状があるわけでもなく、どこか痛いところがあるわけでもないので薬も飲めません。病院に行ってみようかなと思っても、コロナ禍ということもありますし、日中は元気なのでちゅうちょしています。原因がわからないというのは、とても不安で、「このままずっと体調が悪いままなのかな? 治るのかな? 何か悪い病気なのかな?」と横になりながら、自分の症状を検索していました。

現在44歳。更年期を迎えるには少し早い気がしたので、日中の疲れが一気に夕方に出るようになったのかななんて考えたり「年を取っちゃって嫌だな」「もっとやりたいことあるのに」とため息をついたりするばかり。体調だけでなく、気持ちも一緒に落ち込んでいました。

諦めも肝心。体調不良日の過ごし方

夕方までは元気なので、とにかく昼間にできることをどんどん片付けることを心がけています。例えば、 夕食は温めるだけというところまで準備をしてしまいます。また、洗い物の手間を省くために丼ものやワンプレートなど、割り切って簡単なものにしています。洗濯物も早めに取り込み、夕方のバタバタを軽減。これだけでも、ゆっくり横になる時間は確保できます。

そして、もう一つ大切にしているのが、私が具合が悪そうに横になっていたら子どもたちが心配すると思うので、「お母さん、少し疲れたから休むね」ときちんと伝えることです。このように体調不良の時期は割り切って夕方はゆっくりすることにしました。横になってぼんやりと「更年期障害ってこんな感じなのかな」と考えることもありました。更年期障害の症状は人ぞれぞれだといいますが、この体調不良が継続したら、気が滅入ってしまいそうです。ひたすら体調が落ち着くのを待つのもつらいものです。

このときは、外出先で具合が悪くなったら困るなと思い、お出かけするのも不安でした。気分の浮き沈みもあって、自分の気持ちを立て直すパワーもないくらい「ただ横になっていたい」そんな気持ちで、無理せず体調が回復するのを待ちました。

次の章で、体調不良の日にある共通点があることに気付いたときのことをお伝えします。

更年期を受け入れる準備をスタート

夕方になると体調不良が襲ってくる日が数日間続き、そんな状態が数カ月続いたある日、この体調不良に共通点があることに気が付きました。月経の少し前に具合が悪くなるんです。私が今までに経験した月経前のPMS(月経前症候群)の症状とは違うと思ったので、体調が悪くなるタイミングをチェックしてみました。すると排卵期に体調が悪くなりがちだということがわかりました。ホルモンの乱れやすい時期といわれているので、体調が悪くなったり気分が落ち込み気味になったりするのも納得でした。

若いときにはなかった症状なので、少しずつ体の変化が起きているんだと実感しています。更年期の症状もこんな感じなのかなと心の準備をするきっかけにもなりました。普段の過ごし方が大切だと思うので、生活を改めることにしました。まずは体を冷やさないこと。朝起きてすぐに、白湯を飲んで体の中から温めます。胃腸が目覚めていく感じもあってスッキリとした朝時間を過ごせます。

運動不足も感じていたのですが、まとまった時間が取れません。なので、家事をおこなう中で運動になることを積極的に取り入れています。例えば、買い物に行くときは歩いていく。姿勢よく歩くためにエコバックはリュックにする。また、雑巾がけも良い運動になりました。ポケットにスマホを入れて、1日の歩数もチェックしています。

まとめ

ホルモンの乱れによる体調不良は、年を取ったら仕方がないのかもしれません。しかし、年齢を重ねても、いつまでも元気に楽しく過ごしたいものです。更年期障害といわれる症状も明日突然出るかもしれないし、ずっと出ないかもしれない……。

予想ができないことに対して、不安になり過ぎたり、憂うつになったりするのではなく、なるべく楽しいことを考えていきたいです。また、更年期の症状が出たときに、落ち込んだり慌てたりしないよう心の準備だけしておこうと思っています。子どもが小さいうちは、体調が悪くても無理してお世話をしていました。今後は無理せず体をいたわり、異変を感じたらすぐに病院に行こうと思います。明るく前向きに乗り越えていきたいです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。


イラスト/サトウユカ

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:ayuko

小学生の子ども2人と夫の4人暮し。在宅ワーカーでひとりコツコツ仕事をしている。在宅仕事&運動不足で太り気味なのが最近の悩み。年齢特有の体調の変化も気になるところ。スポーツ観戦、ライブが大好き!いつまでアクティブでいたいお母さん。


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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