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【指宿市】鰹節とスメ料理を満喫★職人のこだわりと歴史に出会う旅

  • 2022.1.15
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こんにちは! 南九州市頴娃(えい)町在住のせがわちかです。 頴娃で暮らしていますが、隣接する指宿市も生活圏内です。 買い物も、指宿まで出かけることもあります。 とはいえ、指宿のことあまり知らない・・・。 ということで、今回は鹿児島が誇る一大観光地指宿市に行ってまいりました! 新しい出会いが楽しみです!

指宿のことを知り尽くしたプロにおまかせ!

指宿のことをあまり知らない、もしくは何度も行ったことはあるけれど、 「見て回る」だけで終わっている方も多いのではないでしょうか? 私もその一人です。

今回は指宿のことを知り尽くしたプロにご案内をお願いしました!

出典:リビングかごしまWeb

NPO法人指宿観光&体験の会の今柳田理事長にご案内いただきました!

NPO法人指宿観光&体験の会では、「10倍楽しめる指宿の旅探してみませんか?」をキャッチフレーズに、地域資源を最大限に活かした魅力的なメニューを提供しています!食はもちろん、歴史や自然、ものづくりなど様々なジャンルのプログラムが用意されています♪

今回は、【鰹節工場見学と鰻温泉散策とスメ体験】をしてきましたよ~♪

指宿市山川へ「指宿鰹節」を求めて行ってきた!

自然豊かな錦江湾に面した、指宿市山川港。 琉球貿易や遠洋漁業の基地として栄えてきた山川港は、古くからカツオのまちとしても広く知られています。明治の時代からはじまった鰹節の製造は、受け継がれてきた伝統の技が今なお息づいています。指宿市は日本三大生産地(鹿児島県指宿市、鹿児島県枕崎市、静岡県焼津市)のひとつです。全国で生産される鰹節の量は約28,700トン(平成30年)です。その中で指宿市の占める割合は約3割で、その中でも鰹節の最高級品「本枯本節」は生産量日本一を占めているそうです!!こんな近くに日本一があったなんて、誇らしい気持ちになります♪

食卓に並ぶ機会の多い鰹節ですが、つくり方はあまり知りませんでした。 今回は、山川水産加工業協同組合へおじゃまして、かつお節が完成するまでの工程に ついて丁寧に教えていただきました!

鰹が船から揚がってきた!

1か月に4~5隻の船が山川港で鰹を船から揚げるようです。 1隻に積まれた鰹は2~3日かけて船から揚げるそうです。

伺った際に、運よく鰹が船から揚がっていました!!!

出典:リビングかごしまWeb

クレーンをつかって鰹を船から揚げます。

出典:リビングかごしまWeb

次々に鰹がレーンの上を通り過ぎていきます。

船上で冷凍された鰹が次々に運ばれてきます。 この日は、まぐろも揚がっていました! レーンを通り過ぎた鰹は、サイズ別に選別されます。 選別後は、すぐに冷凍庫へと運ばれていきます!

出典:リビングかごしまWeb

マイナス50度の冷凍庫

冷凍庫は2つの温度帯に分かれています。 1つ目は、マイナス30度。ここに保管される鰹は鰹節用だそうです。

そして、もうひとつはマイナス50度。鰹のタタキやお刺身用にの鰹が保管されます。 普段、最高気温が10度を下回っただけで「寒い、寒い!!!」と騒いでいるのですが、 鰹はマイナス50度の中で頑張っているんだ(?)と思うと、美味しい鰹が食べられることに これまで以上に感謝の気持ちが芽生えました。

そんなことを考えていたら、「さぁ、中に入ってみましょう!!!!」とのことで、 なんとマイナス30度と50度の冷凍庫の中に入らせていただきました!

「痛い・・・!!!!」 寒い、というより痛い、そんな感覚でした。 そして、今柳田さんが準備してくれた濡れタオルをぶんぶん振り回すとあっという間に カチコチに凍りました!テレビで見たことがある、寒い地域でしか体験できないことが 南国鹿児島でも体験できた!と感激でした。

出典:リビングかごしまWeb

メガネを温めます。

写真では分かりにくいのですが、冷凍庫に入るとメガネがうっすら凍ります。 出てきてすぐの場所にあるストーブで、メガネを温めている様子はなんともおかしかったです。笑

指宿鰹節の製造現場へ!

そして、いよいよ鰹節の製造工場の見学へ! 今回は、大丸鰹節有限会社さんの工場を見学させていただきました。

出典:リビングかごしまWeb

創業80年余りの老舗です。

出典:リビングかごしまWeb

1匹ずつ丁寧に処理します。

大丸鰹節さんでは、1日に約1000匹の鰹の処理をするそうです。

私が伺ったのは、午前10時頃。皆さんで、生切り・煮熟という作業をされていました。 生切りというのは、節となるサイズに切り分ける作業のことです。 生切りは仕上げの節の形を決定するうえで重要な作業です。 次に、おろした身を煮ます。蒸気があがっていました。

この後、骨抜き・修繕という作業に入ります。骨抜き時に生じた隙間や亀裂にすり身を竹ベラで埋め込みます。こうすることによってカビ付け時のカビの侵入を防止し、見た目にも滑らかで美しい鰹節になります。

骨抜きが一番大変な作業に感じました。大きなピンセットで一本ずつ骨を丁寧に取っていくなんて、考えただけで気が遠くなります。丁寧なお仕事に感激です。

出典:リビングかごしまWeb

樫(かし)の木で燻します。

燻す作業で、最初に行われるのを「一番火」といい、「二番火」と続きます。 燻す作業スペースは、6段にわかれており火の通り具合で鰹を置く段を入れ替えていくそうです。大丸鰹節さんでは、午前中に火を入れ、午後から冷ますそうです。

出典:リビングかごしまWeb
出典:リビングかごしまWeb

燻された鰹節が所せましと並んでいる姿は圧巻です。

表面を削る作業に続きます。

出典:リビングかごしまWeb

一本ずつ見極め、不要な部分を削っていきます。 削る際に出た粉も、だしパックの原料として活用するそうです。

余談ですが、鰹ほどSDGsな魚はないそうです。 鰹節は長期保存ができる、鰹節にならない鰹の頭や尾からは魚油を抽出する、 その際に出た汚泥は肥料になる・・・など、骨の一本まで無駄なく活用されているそうです。 すごい!!!!

出典:リビングかごしまWeb

削り作業の時に出た粉。香ばしくてしっかり鰹の味!

この後、カビ付け・天日干しが繰り返されます。 だいたい、カビ付け→天日干しの工程を4回ほど繰り返すそうです。 こうして、4ヶ月~6ヶ月で本枯れ鰹節になります。

出典:リビングかごしまWeb

いや~すごい。 美味しい理由が分かりました。

見学の後は直売所へ!

見学させていただいた後は、大丸鰹節さんの直売所へおじゃましました!

出典:リビングかごしまWeb

いろいろな商品が並びます。

こちらで、削りたての鰹節もいただきました!

出典:リビングかごしまWeb

鰹節が削られていきます!

出典:リビングかごしまWeb

ふわふわ!

香りが強く驚きました。ふわふわの鰹節は食感とは裏腹にしっかりと鰹の味が。 いつも食べている鰹節と明らかに違う・・・!

私は、厚切りの鰹節や鰹粉・本枯れ鰹節の糸削り、出汁パックを購入しました。 家で試すのが楽しみです♪

大満足のプログラムの最後は、茶節つくり体験です! 海を眺めながら、鰹節を自分で削り、麦みそを合わせお湯で溶いていただきます。 鰹の出汁と、麦味噌の甘さが染みます。

出典:リビングかごしまWeb
出典:リビングかごしまWeb

鰹節を贅沢にたっぷりと入れていただきました。ご馳走さまでした!

鰻温泉の歴史散策とスメ体験へ!

大満喫の鰹節工場見学を終え、車で10分ほど移動。鰻温泉散策とスメ体験を 楽しみました!

出典:リビングかごしまWeb

鰻温泉案内板

鰻温泉散策の際は、観光駐車場に車を停めて歩いて散策するのがおすすめです。 お手洗いも完備されているので、鰻温泉散策の出発地点にぴったりです!

出典:リビングかごしまWeb

鰻池

鰻池は約5700年前にマグマ水蒸気爆発で形成された火口湖です。池の周囲には高温の水蒸気が噴出する場所があり、大地の息吹を感じられます。鰻という独特な地名は、その昔、鰻池の水で水田を作ろうと池を切り開く工事を始めたところ、池の底から大きなうなぎが姿を現し、水が流れ出るのをふさいだという伝承から付けられたと言われています。(鰻温泉郷散策MAPより引用)

出典:リビングかごしまWeb
出典:リビングかごしまWeb

西郷さんの愛犬石碑が13匹点在しています!

西郷さんは明治7年から約ひと月、鰻温泉に愛犬13匹と滞在していたそうです。 鰻温泉散策をする際は、西郷さんの愛犬を探しながら散策するととても楽しいです♪

出典:リビングかごしまWeb

区営鰻温泉

こちらの区営鰻温泉は、1901年に開設された歴史ある温泉です。地元の方からも観光客からも 愛される温泉です♪高温のお湯で温まりましょう♪

鰻温泉では、まちのあちらこちらで温泉の噴気が上がっています。

出典:リビングかごしまWeb

ガイドさんに「この電柱をゆっくり触ってみて~」と、進められるがままに触ってみると 温かい!!!温かい電柱なんて初めてでした。温泉の噴気は熱いので注意です。

スメ料理を満喫♪
出典:リビングかごしまWeb
出典:リビングかごしまWeb

スメ広場

散策の後は、お楽しみのスメ体験♪

出典:リビングかごしまWeb
出典:リビングかごしまWeb

この日は、さつまいも・じゃがいも・スナップえんどう・卵をスメました!

さつまいもなど硬い野菜は20分ほど、卵は6分ほどスメました。 ガイドさんが一番いいところで取り上げてくださるので、どれもこれも美味しかったです。 これも、ガイドさん付きだからこその贅沢ですね。

出典:リビングかごしまWeb

お芋はほくほく、スナップえんどうも甘かった!

こちらのスメ広場では、魚やお肉のスメはできないのでご注意ください! 譲り合いの心を大切に、気持ちよく楽しみだいですね。 利用料300円と、とってもリーズナブルなので近いうちにまた足を運ぼうと思います♪

出典:リビングかごしまWeb

散策後、なんと可愛いバッジもいただきました♪ 13匹の西郷さんの愛犬を見つけることができたらゲットできます!(ガイド付きの場合に限る)

大満足の指宿の旅、これにて終了です! まだまだ知らない魅力がたくさんありそうなので、次はまた違うプログラムに参加したいと思います~!

【NPO法人 指宿観光&体験の会】 □住所:〒891-0405 鹿児島県指宿市湊一丁目3-2 指宿駅前ビル2階 □電話:0993-23-8800 https://www.ibusukikankoutaiken.com/

※プログラムによって料金や所要時間などが異なります。ご確認の上、お申込みください!

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