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利き脳がカギ? 挫折した子どもを励ます“向き不向き”の考え方

  • 2015.8.17
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【ママからのご相談】

高校生の息子がファストフード店でアルバイトを始めました。息子は昔から成績は良い方です。小学生のころからバスケをやっていて、運動神経も悪くはありません。しかし、いつもひどく疲れて帰宅するので理由を聞いたのです。すると、うまく仕事に 順応できないのだとか。ミスが多くて毎日叱られている、と。心が折れているようでした。とてもショックでした。

息子は学校でもクラス委員や代表なんかに頻繁に選出されるようなタイプです。書類を作ったりまとめたり、仕事を仲間に割り振ったり企画をしたりと、とてもスムーズにするので先生や顧問からも評価されたりと、本人も自信があったと思います。心配など今まで一度もしたことなかったのですが、悩みを打ち明けられてとても悲しくなってしまいました。それからというもの、バイトから疲れて帰ってくる息子が気になって仕方ありません。

●A. 利き脳によって“向き不向き”が違うことを伝えてあげましょう。

ご相談ありがとうございます! ライフオーガナイザーの阪口ゆうこです。

私も同じことに悩んだことがあります。実は、“得手不得手”と“向き不向き”は違うんです。どういうことなのか、ひも解いていきましょう!

●“得手不得手”と“向き不向き”は違います

得手不得手という言葉を調べると、“うまくできる自信のあるものとそうでないもの”、とあります。一方、向き不向きは、“その人に向いていることと向いていないこと”、とあります。得手不得手は自分で認識しているもの、向き不向きは自分で認識できていないものも含まれてそうですね。

ご相談者様の息子さんにとって、クラス委員は“得手”であり、また向いていたのではないでしょうか。しかし、今のアルバイトは、「本人も自信があった」とのことなので、“得手”かもしれませんが、向いていないのかもしれませんね。

とはいえ、今回の経験で向き不向きがわかったのは良いことです。これからの人生において、自分の向き不向きを知ることは大切なことだからです。

●利き脳で向き不向きが変わる?

日頃使っている脳が右脳優位の方と左脳優位の方では考え方が違い、それぞれ特徴的な傾向があると言われています。

右脳優位の方はグループで作業することを好む傾向があり、複数の作業を同時にこなすことが得意という傾向が見られます。反対に左脳優位の方は一人で作業を黙々とすることを好み、同時に作業を処理することが苦手という傾向が見られます。

私は一人でコラムを黙々と書くことやブログを書き続けることが好きですし、毎日の決まり切った作業を続けられます。しかし、それとは反対に、臨機応変な対応を求められるような変化のある仕事でグループ作業をすることを好む人もいるのです。

●ハーマンモデルで自分のタイプを知ろう!

脳科学者のロジャースペリー博士とポールマクリーン博士が作った“ハーマンモデル”という、利き脳を使った分析法があるのはご存じでしょうか。

右脳と左脳だけでなく、左右それぞれを大脳新皮質、辺縁皮質に分けて判断します。つまり、単純に右脳左脳の2つの優位ではなく、脳の機能を4つに分けて、利き脳を使ったコミュニケーションの向上や個人の能力を開発・支援するシステムです。

このハーマンモデルで自分のタイプを判断してみたら、意識していなかった自分を知ることができるかもしれません。知らなくてできていることと、知っていてできることには成果に大きな差が生まれます。大きな企業でもハーマンモデルを取り入れているところは多いですよ。

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ご相談者さまの息子さんのように、挫折することや迷うことも人生の大切な醍醐味です。不得意科目を克服すれば自分に自信が持てると思います。

そのためにも、息子さんに、「あなたの味方だよ」という意思表示をしてあげることが大切です。“向き不向き”のお話や、それに立ち向かうことの必要性を教え、応援してあげてください。きっと成長されますよ!

【参考文献】

・『ハーマンモデル―個人と組織の価値創造力開発』ネッド・ハーマン・著

●ライター/阪口ゆうこ(ライフオーガナイザー)

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