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【京都和菓子】新年を祝い、長寿を願う花びら餅「老松」【北野エリア】

  • 2022.1.14
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新年を祝う和菓子。京都老舗和菓子店の伝統ある花びら餅を紹介します。

老舗和菓子店の花びら餅

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有職菓子御調進所 「老松」は京都最古の花街、上七軒に本店を構える和菓子店。創業は明治で、100年余り経つ歴史ある老舗です。
現在は、4代目が引き継がれているそうです。

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風情ある街並みに溶け込む風格のある北野店です。
門松が新春らしい雰囲気です。

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店内には餅花が飾られていて、舞妓さんのうちわがずらり。さすが上七軒ですね。舞妓さんやお茶屋さんからも御用達の証ですね。

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新春らしく、鏡餅も飾ってありました。

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新春ということで、今回は花びら餅購入のために来店しました。
店舗では、1月中旬頃までの販売だそうです。

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柔らかそうなので、持ち帰り時の型崩れが心配でしたが、しっかりした箱に入れてくれました。
「新年菓」の赤い札が粋ですね。

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白くて上品なパッケージに入っています。

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花びら餅は、平安時代の新年行事「歯固めの儀」に由来されていて、簡略化されたのが起源だそうです。
歯固めの儀では、餅の上に、赤い菱餅を敷き、猪や鮎、大根などを乗せて長寿を願っていただいたそうです。

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老松の花びら餅は、丸く伸ばした羽二重餅に紅の羽二重餅を重ね、鮎に見立てた蜜漬けのごぼう、白味噌と白餡を合わせた味噌餡を挟んでいるそうです。
和菓子にごぼうが入っているなんて、ちょっと斬新ですが、和菓子の味に違和感なく溶け込むごほうの風味、白みそが入った餡も自然に和菓子としていただけて、とても上品なおいしさです。
長寿を願う和菓子ですが、今年も健康に過ごせたらいいなと願いながらいただきました。

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老松と言えば、夏の夏柑糖が人気でご存じの方も多いと思います。
京都の伝統を大切にされていますが、新しい分野も積極的に取り入れられているそうです。

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御所車のディスプレイに目を引かれました。
こちらは三代目が考案された押紋菓子だそうで、なんとも上品な和菓子です。
中の餡や素材にもこだわっていて、美味しそうでした。

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御所車の上段には本わらび餅が~
本わらび粉を使用されていて、風味豊かなわらび餅なんでしょうねー本当、美味しそうです。

今回は、老舗和菓子店「老松」北野本店の、新春にいただく花びら餅を紹介しました。
老松は他に嵐山店、京都大丸などの百貨店などにも店舗があります。近くへ行かれた際には立ち寄られてはいかがでしょうか?

店舗情報

店舗名:老松 北野店 おいまつ
住所:京都市上京区社家長屋町675-2
電話: 075-463-3050
営業時間: 9:00~17:00
定休日: 不定休
関連ページ:http://oimatu.co.jp/

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