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夫はケチ? それとも節約家? ケチ夫への対処法とは?

  • 2022.1.13
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夫がケチでうんざり……。夫がケチすぎて毎日ツライ……。異なる価値観の男女が一緒に生活するようになると、お金の価値観が合わないと感じることはたくさんあります。今回は、たとえケチでも問題のないタイプの夫と、ケチな夫への対処法をご紹介します。

夫はケチ? それとも倹約家?

夫がケチだと思ったら、それは夫自身のためにケチなのか、家族のことを考えたケチなのかを考えてみましょう。

家族には惜しみなく使う

他人の前ではケチだけど、夫自身にとって大切な家族にはお金を出し惜しみしない。友人や親戚の前などでケチな夫には、みんなといる時くらい出してくれたらいいのに……。他人の前なのだから、少しは見栄を張ってほしい……。と思うこともあると思います。

ですが、お金は使えば使った分だけ減ります。その分を余分に稼ぐことも、そう簡単なことではありません。だから、見栄のためにお金を浪費しないケチは良いことと考えてみましょう。妻や子どものためにはお金を惜しまない夫であれば、あなたも子どもも生涯幸せでいられるはずです。

家族の将来のことを考えている

夫が妻や子どもの将来のことを考え、日々節約していることが妻や子どもにとってはケチだと思えることもあります。人生100年と言われる時代を生き抜くためには、それなりの人生設計が必要です。そのため、仕事ができなくなる老後や子どもの教育資金のために今からコツコツと貯金をしている場合は、ケチというより見通しを持って生活していると言えます。

日常でもう少しケチでなくてもいいのでは? と思ったら、生涯一緒にいるためには堅実な夫だと見方を変えてみましょう。歳を重ねるにつれ病気をしたり働けなくなったりした時も、早いうちから貯めてきた資金があればあなたも子どもも安心して生活していけるでしょう。

対処すべき夫のケチとは?

夫のケチが、家族思いではなく夫自身のためだけになっている場合は対処せずにいるとストレスが溜まり、連れ添っていくことが難しくなってしまいます。家族として共に生活していくために、対処したいケチについてご紹介します。

出費にうるさい

服が破けても着れると言って新しい服を買わせない、どんなに体調が悪くてもタクシーは使わせない、移動手段はお金がかかる電車やバスではなく徒歩か自転車を強いる、子どものためでも肉・魚・野菜などをたくさん買わせないなどお金が出ていくことに過敏に反応するケチな夫がいます。この場合、妻も基本的に出費を抑えたいタイプであれば価値観のすり合わせができますが、そうでない場合はどちらもストレスを感じてしまいます。

家族の気持ちや考えを考慮しない

自分は外食をするが家族での外食は絶対にしない、自分が納得する習い事でないとお金を出さない、子どもが行きたい遊園地やテーマパークはお金がかかると言って行かないが、自分が行きたいスポーツ観戦やゴルフなどには出費を惜しまないなど、自分の考えでしかお金を出さないタイプのケチは、夫(パパ)は自分のことばかり…とストレスが溜まっていきます。

妻をコントロールしたい

俺が稼いでやっている、お金を稼いでいる俺がいちばん偉いなど精神的な理由からケチな夫もいます。そういう場合は少しでも不機嫌になると生活費を極端に少なくしたり、渡さなくなったりします。ですが、妻をコントロールしたいので働きに出ると言っても認めない場合もあり、生活ができなくなっていくこともあります。

ケチな夫への対処法は?

話し合ってルールを決める

ケチな夫は大ざっぱよりは細かい性格の場合が多いので、一緒に細かくルールを決めていくことでうまくいくこともあります。家計と貯金について私も一緒に考えていきたいという姿勢でお金についてのルールを決めたり、2人で家計簿をつけて管理するのも良いでしょう。

夫が妻には家計簿なんてつけられないだろうと言うような場合は「細かいことはお願い、家族のためにありがとう」など相手に肯定感を与える言葉を伝え、自分が使う生活費と子どもに関するお金のことだけを決めましょう。その際は、実際に必要な金額の理由と根拠のためにこれまでかかった費用のレシートや学費についての資料などを用意しておくのがベストです。

自分で稼ぐ

どうやってもお金を渡してくれない場合は、経済的に自立するのもひとつの方法です。扶養範囲で働けと言われて嫌だと思っても、実際に子育てつつ専業主婦から新しい仕事を始めるのであればまずは扶養範囲内で稼げる仕事から始めてみるのは良いことです。もし、妻が稼ぐことで夫の心に余裕が出るとケチがなくなる場合もありますし、もっと働いてほしいと言われることもあるかもしれません。自分で稼いだお金なら、あなた自身が自由に使えるお金も増えて夫のケチが気にならなくなるメリットもあります。

前向きに捉える

どうしても家族のためと考えられない夫のケチもあると思いますが、ケチな夫のことをネガティブに考え始めるとそこから抜け出せなくり苦しくなるのは自分です。だから、ケチな部分を見るよりそれによるメリットを見るよう自分を変える方が楽なこともあります。

実は、自分の周囲を見て夫のケチが気になっていることもあります。そのような場合は、ほかの家庭と比較するのをやめてみましょう。あそこの家庭はいつも新しい洋服や鞄を買っている、子どもにたくさん習い事をさせているなど、比較することは夫のケチが気になる理由になります。例えば、自分は困らず衣食住があるという視点に立ったり、働かずに生活できていると少し視点を変えるのも夫のケチをポジティブに捉える方法です。

夫のケチに悩んだら相談を

どうしても経済的DVではないかと1人で悩んでしまったら、公的機関に相談してみましょう。身体的DVではなくても相談できる機関は自治体に設置されていますし、メールやSNSなどの相談もあるので活用してみましょう。

「配偶者からの暴力被害者支援情報」https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/soudankikan/index.html

夫のケチは自分を変えるきっかけに

夫がケチだと思い始めると、深く悩んでしまうこともありますがそれは実は家族のためかもしれません。そうでないと思ったら、自分の意識や行動を変えられる良いチャンスです。家族としてどうすればうまくやっていけるのかを考えつつ、あなた自身が幸せでいられる方法を考えていきましょう。

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