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池田尚輝がこっそり集めているもの「自分のなかの最大のブーム〈アダム・キメル〉」

  • 2022.1.13
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自分のなかの最大のブーム
〈アダム・キメル〉

池田尚輝
スタイリスト

伝説のブランド〈アダム・キメル〉が休止して9年。現在、池田さんのなかで最大のブーム到来中。

「ジョルジオ・アルマーニの師であるニノ・チェルッティイズムの最後の継承者と言われ、デビューからメゾンと同じイタリアの工場で製作できたことは、まさに奇跡。ストリート、ワーク、テーラーなど、あらゆる垣根を越え融合させる感性は、とても先駆的でした。生地、縫製、デザインのすべてに、メンズのプレタポルテの歴史が宿っていると言っても過言ではないでしょう。ファッション史の素晴らしき産物であることを知ると、集めずにはいられません」

ジャケットをコートのライナーに。青のグラデに洗練された男臭さがある。(2010FW)

ミニマルなウエスタンブーツ。(2010SS)

オールレザーのスニーカー。(2011SS)

ウエスタンモチーフがちりばめられたリバーシブル仕様のジャケット。(2010SS)

ヴィンテージさながらの表情に経年変化した、本格デニムパンツ。(シーズン不明)

ターコイズブルーが映える、新鮮な配色のマドラスチェックシャツ。(2008SS)

ルックブックも大切に保管。シーズンごとに色を変えるところが洒落ている。

贅沢なカシミアのショールカラーニットは、穴をリペアして愛用。(2008FW)

サングラスもシボ感のあるカウレザー製ケースも、細部が凝っている。(2009FW)

すっきりと見えるスウェットパンツ。イタリア製らしい仕立ての良さ。(2008SS)

テーラードにワークテイストを落とし込むデザインはお家芸。(シーズン不明)

ブランド初期から、生地や仕様を変えてアップデートを繰り返していた“ヘイパーカ”。(2010FW)

藍染めで仕上げたデニム生地のプルオーバーシャツ。(2012SS)

GINZA2021年8月号掲載

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