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「腫瘍のようなものがあります」展開が急すぎ! 嫌な予感しかしない… #43歳で腎がんになった話 3

  • 2022.1.12
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「43歳で腎がんになった話」第3話。3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。今回は、エコーで腎臓を見てもらったときのこと。医師から「腫瘍のようなものがあります」と言われ……。

43歳で腎がんになった話 ~第3話~

診察室に入り、問診後、「じゃあ、エコーで見ますね」と先生。

腎臓、腫れてる!?
やっぱり生理のせいじゃなく血尿だったんだ……。
原因がわかってなぜか少しホッとする。

いったん診察室を出て、放射線科へ移動。
またそこで少し待ち、CTを撮ったあと、2回目の診察へ。

そこでCT画像を見せてもらうと

いやいやいや!
腎臓って、左右対称ですよね??
右の腎臓、左の2倍に膨らんでるじゃん!

さすがに素人が見ても、これはわかるわ。

さらに…

これも、素人でもひと目でわかるレベルで完全になんかある……!
右の腎臓の真ん中あたりに、ピンポン球みたいな何かが。

「腫瘍のようなものがあります」と先生。

腫瘍のような……って、腫瘍のようなものってたいがい腫瘍ですよね?

「これが悪いものかどうなのかを調べるには、造影剤という薬を使うんですが、今は腎臓の状態が良くないので、今日はできないんです」

「来週とりあえずMRIを撮りましょう。それでわかるかも知れないし、来週には腎臓の数値が良くなってれば造影剤が使えます」

そして、

「痛みもあるし、悪い症状があるので手術になる可能性がありますが、ここでは手術ができないので、早ければ来週、紹介状を書きます。ご家族と相談して希望の病院の候補を挙げておいていただけるといいです」

は、はあ……。

展開が急すぎてちょっと……。

診察が終わり、看護師さんが薬の説明をしてくれる。
偏頭痛の薬として飲んでいるスマトリプタンはいったんやめて、腎臓に負担のかからない痛み止めを出してくれるそう。

というか……痛み止めだけ?
あんなに腫れて出血してる腎臓、なんとかする薬ってなんも出ないのかね。

つまり薬ではなんともならないってことなのかも。
なんだか嫌な予感……。

さらに、看護師さん。

ご家族……。

やっぱりこれは、ご家族も連れて来い案件?

ちょっとだけ泣きそうでした。

次回は泌尿器科から帰宅したあとの、家での様子をお伝えします。

監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)

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著者:イラストレーター マメ子

2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。

ベビーカレンダー編集部/ウーマンカレンダー編集室

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