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スタイリストさんに聞いた「残念なコーデ」【カーディガンの着方が古い】

  • 2022.1.10
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「このトップスなら前だけINではなく、全部INする方がスタイルよく見えるのに…」「コーディネートはこんなに可愛いのに、靴下だけが惜しい!」日々オシャレと向き合うスタイリストさんが街で見かけた“どこか惜しいコーデ”。思わずツッコミたくなってしまった実際のNG例をもとに、1カ所変えるだけでコーディネートに差がつく改善テクをご紹介します。今回は、オンオフ使えるカーディガンの着こなしについて、スタイリスト・近藤和貴子さんがレクチャー!

ここが惜しい!「カーディガンの着こなしが古い」

ボタンを全部閉めると、窮屈で真面目すぎる

ハイゲージでオンオフ問わず使える、キレイめカーディガン。トップス使いをしようとボタンを全部留めると、かっちり感が強すぎて、ひと昔前のスタイルに。
カーディガン¥28,600(スローン)Tシャツ¥2,970(ヘインズ/ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)デニム¥20,900(レッドカード トウキョー/ゲストリスト)イヤカフ¥9,900リング[左手人差し指]¥49,500リング[右手人差し指]¥11,000(すべてARTIDAOUD/THE ANOTHER MUSEUM)リング[左手薬指](スタッフ私物)ソックス¥1,100(タビオ/Tabio)シューズ¥27,500(スペルタ/フラッパーズ)

抜け感がなく詰まった印象なので、生地がもたついて太って見えてしまいます。中に着た白Tとのバランスも取りにくく、野暮ったさの原因に。

改善案:適度にボタンを開けるだけで、洗練度がアップ

抜け感が加わり、こなれた着こなしに早変わり

首周りのボタンを上から2つ、裾のボタンをひとつ開けるだけで、グッと印象が激変!抜け感抜群のシルエットが、オシャレ見えの決め手です。
カーディガン¥28,600(スローン)Tシャツ¥2,970(ヘインズ/ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)デニム¥20,900(レッドカード トウキョー/ゲストリスト)コート¥52,000(ルーニィ)イヤカフ¥9,900(ARTIDAOUD/THE ANOTHER MUSEUM)バッグ¥31,900(オルセット/オルサ)ソックス¥1,100(タビオ/Tabio)シューズ¥27,500(スペルタ/フラッパーズ)

シャツのように襟を抜いて着崩す手間もなく、簡単。クリーンな白Tが見えることで、顔周りが明るくなって、すっきりと着こなせます。

教えてくれたのは…スタイリスト・近藤和貴子さん

Profile スタイリスト・近藤和貴子さん
1991年生まれ。身長164cm。女性誌や広告などと中心に、モデルやタレントのスタイリングを幅広く担当する。カジュアルスタイルをベースにアレンジを効かせるコーディネートはInstagramでもファンが多い。行きつけのショップはCABANやロンハーマンなど。

【お問い合わせ先】オルサ☎︎0467-37-0630/ゲストリスト☎︎03-6869-6670/THE ANOTHER MUSEUM☎︎03-6804-8090/スローン☎︎03-6421-2603/Tabio☎︎0120-315-924/ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター☎︎0120-456-042/フラッパーズ☎︎03-5456-6866/ルーニィ☎︎03-4578-3466

撮影/有馬秀星(MOUSTACHE)モデル/鈴木詩織(CLASSY.LEADERS)ヘアメーク/RYO(ROI) スタイリング/近藤和貴子 取材/所 優里 編集/平賀鈴菜(CLASSY.ONLINE編集室)

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