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やっぱりメイクって楽しい! コロナ禍だって買いたくなる、都内の「絶妙コスメ売り場」3選

  • 2022.1.9
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いつもマスクを着けているコロナ禍は、メイクしてもしなくてもそんなに変わらない……かもしれないけれど、やっぱりメイクって楽しいな。そんな気持ちを思い出させてくれる、都内の絶対おすすめな化粧品売り場を紹介します。

コロナとマスクとメイクの関係

2020年以降、感染拡大が続く新型コロナウイルス禍。「前のようにメイクを楽しめなくなった」と考える人が増えています。2021年に行われた調査では、54.4%もの女性がコロナ以前よりメイクをする頻度が減ったと回答しています(アンケートサイト「ボイスノート」が612人を対象に実施)。

自粛期間が長く、外出する機会が減ったことも要因ではありますが、何より大きな影響を与えていたのがマスク生活でした。

「メイクがマスクに付いてしまう」「メイクが崩れやすい」「肌荒れしやすい」などの声が上記調査のほかネットで見られ、マスク生活は毎日メイクをする女性たちにとって大きな負担となっていたことが分かります。

コロナ禍で機会が減ったメイクのイメージ(画像:写真AC)

日本百貨店協会が調査した「全国百貨店化粧品売上高」によると、2012年から上昇傾向だった売上高が、コロナウイルス感染が広まった2020年には大幅に減少。メイクをする頻度が減ったことで、新たに化粧品を購入する人も減ってしまったのです。

そんな中、「せめてマスクを付けていても見えるパーツは華やかに」と眉メイクやアイメイクに気を使うようになった人も。2021年は例年以上にアイシャドウが注目を集めたように、マスクで表情が分かりにくい分、目元に重点を置くメイクが増えました。

できる範囲でメイクを楽しむ。新しい生活様式で制限がある中でも、女性たちは新たなメイクの手法を追求しているようです。

何のためにメイクをするのか? メイクの楽しみとは? そんな原点とも言える気持ちに立ち返らせてくれる漫画作品があります。読んだらきっと、またコスメ売り場に足を運びたくなるはず。

東京都内にある人気の売り場も併せてご紹介。コロナ禍でも明るく前向きな気持ちでいられるお守りアイテムを見つけてみてください。

メイクの楽しさを思い出す1冊

コロナ禍の長い自粛期間で、「何のためにメイクをするのか?」と考えた人も多いのではないでしょうか。そんな人たちに紹介したい漫画があります。

シバタヒカリさんの『だから私はメイクする』。こちらは、オタク女性4人組・劇団雌猫によるエッセイ集が原案の作品です。

FEELコミックス『だから私はメイクする』(画像:シバタヒカリ、劇団雌猫、祥伝社)

年齢も職業も異なる女性たちがメイクを通じて、「自分らしく生きていくとは?」に向き合っていくオムニバスストーリーになっています。

2020年10月にはテレビ東京系にてドラマ化。美容家として雑誌を中心に活躍中の、神崎恵さんが主演を演じたことでも話題となりました。

「本当はもっと違うメイクがしたいけど、周りが似合うというから……」「周りの人に変に思われないように」「会社で目立ち過ぎないように」など、誰もが共感できるエピソードが盛りだくさんの本作。

各話ごとに登場する女性たちが、「自分は何のためにメイクするのか?」の答えを見つけ出し、最後は生き生きとした笑顔になっていく姿に元気をもらえます。

1. 「アットコスメ トーキョー」

ここからはぜひ行ってほしい、東京都内の化粧品売り場を三つ紹介します。まず1か所目は、JR原宿駅から徒歩1分の「アットコスメ トーキョー(@cosme TOKYO)」(渋谷区神宮前)。

メイク売り場のイメージ(画像:写真AC)

2020年1月にオープンしたこちらは、プチプラからデパコスまで約600ブランド・2万アイテムを取り扱う巨大ショップ。

3フロアで構成されていて、1階には日本最大のコスメ・美容の総合サイト「@cosme」で殿堂入りした歴代のコスメや「@cosme ウィークリーランキングコーナー」を設置。

2階には実際にお店で売れているものやこれから流行しそうなコスメ、さらにはメンズ向けのコスメが並んでいます。

そして、3階には@cosmeアプリユーザー専用フロアとして、パウダースペースや休憩所を設置。友人との待ち合わせ場所にしたり、デート前に立ち寄ってみたりしてはいかがでしょうか。

口コミで評価が高いものがひと目で分かったり、最新コスメの情報が知れたりと、利用しやすい設計になっています。初めてメイクをする人、プチプラからデパコスまでいろんな種類のコスメを試したい人、最新のコスメを買いたい人にはぜひ足を運んでもらいたい場所です。

2. 「伊勢丹 新宿店」

2か所目として紹介するのは「伊勢丹 新宿店」(新宿区新宿)の化粧品売り場。2019年11月、約40年ぶりにリニューアルされました。それまで1階だけだった化粧品売り場を、1階と2階の2フロアに拡大したのです。

メイク売り場のイメージ(画像:写真AC)

1階をメイクアップフロアとフレグランスに、2階をスキンケアフロアに分けています。特に注目してほしいのはメイクアップフロア。ブランドごとの配置ではなく、それぞれのブランドを六つのカテゴリーに分けています。

・高級ブランドの「クチュールメイク」・メイクアップアーティストが駐在する「アーティストメイク」・メイドインジャパンブランドを集めた「ジャパンメイク」・見た目も中身もかわいらしい「キュートメイク」・日本発など次世代メイクを楽しめる「ニューメイク」・ボディケアを取り扱った「ライフスタイルコスメ」

こんな風になりたいという理想がある人や、ゆっくりじっくりと選びたい人。知識も技術も豊富な美容部員から、アドバイスを受けながら選びたい人にはうってつけの場所です。

3. 「CosmeKitchen OMOTESANDO」

三つ目に紹介するのは、表参道駅から徒歩1分の「CosmeKitchen OMOTESANDO(コスメキッチン 表参道)」(港区南青山)。ナチュラルオーガニックコスメのセレクトショップで、こちらの表参道店はCosmeKitchen初の路面店として2018年3月にオープンしました。

メイク売り場のイメージ(画像:写真AC)

1階にスキンケアやボディケア、ヘアケア、インナーケア、2階にメイクアップという2フロア構成で幅広いアイテムが並んでいます。

肌にも優しく、環境にも優しい。そんなコスメが勢ぞろいで、子どもにも使えるとママ世代から人気を集めています。

また、友人や恋人へのプレゼント目的で、来店する人も多いです。男性も使えるユニセックスアイテムも豊富なので、恋人同士で訪れてみるのも楽しそうです。

※ ※ ※

お出かけが減って、外出時はマスクが必須。折しも新型コロナの変異ウイルスが拡大する今。それでもやっぱりメイクって楽しい! という気持ちを思い出して、笑顔で

コロナが落ち着いた今、自分にとってのメイクの意味をもう一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。2022年こそ、自分らしく笑顔で過ごすために、新しいコスメを手に入れて楽しい1年にしてください。

松本あるこ(司書、ライター)

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