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老化のカギ握る「毛細血管」若さ保つには? アエラが「体内年齢」を特集。

  • 2022.1.9
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1月8日土曜日発売の「AERA(アエラ)」 1月17日増大号の巻頭特集は、「体内年齢を下げる」。同じ38歳の人でも、体内年齢は28歳から61歳まで、実に33歳もの開きがあったという研究報告も。今号では、「若くありたい」という願いをかなえるための具体的な方法をリポートしている。

体内年齢の重要なファクターとなるのが血管の若さだ。動脈の硬さなどを基準にする「血管年齢」と、見た目年齢との相関を調べた研究では、見た目年齢が高い群は低い群と比較して、女性で平均5歳、男性で8歳、血管年齢が高かったという。

なかでも近年、注目されているのが「毛細血管」と若さの関係だ。毛細血管は、動脈と静脈との間をつなぐ網目状につながる細い血管で、全身の血管の総長の9割を占める。大阪大学微生物病研究所の高倉伸之教授によれば、毛細血管がダメージを受けると、血液をからだの隅々まで送れなくなり、酸素や栄養の運搬、老廃物の回収ができず、周辺の細胞や組織にダメージを与えるという。場合によっては細胞や組織を死滅させてしまうこともあるというから、恐ろしい。

特集では、毛細血管が「ゴースト化」することでもたらされるリスクや「ゴースト血管」のセルフチェック、そして、毛細血管を若く保つ方法などについて、詳しく説明している。血流を良くするには、ウォーキングやスクワットなど下肢の筋肉を鍛える運動や、ふくらはぎの筋肉を鍛える「かかと上げ」を習慣化するのがおすすめ。また、シナモンやヒハツなどのスパイス、ルイボスティーなどの食品を摂ることで、毛細血管のゴースト化を防ぐ「Tie2(タイツ―)」という分子が活性化するそうだ。

冒頭では、トリノ五輪フィギュアスケート女子シングル金メダリストの荒川静香さんと、血管年齢に関する著書がある医師の池谷敏郎さんが対談で「若さを保つ秘訣」を明かしているほか、1日4分で体内年齢を保つ究極の有酸素&無酸素運動「タバタトレーニング」や、若返りホルモン「オステオカルシン」を増加させる100秒の骨トレ「かかと落とし体操」の具体的な方法も解説している。

羽生結弦、「かなだい」ペアのリポートも

今号では、昨年12月、自身にとって今季初戦となったフィギュアスケート全日本選手権を制した羽生結弦選手についても詳報している。前人未到の大技「4回転半」に挑む姿を見せた公式練習、新たなプログラム「序奏とロンドカプリチオーソ」を披露したショート、1万8000人近い観客が祈るように見つめたフリー「天と地と」。羽生選手自身の言葉をふんだんに交えながら、当日の空気感を誌上に再現した。

アイスダンスの村元哉中、髙橋大輔(かなだい)ペアのリポートも見逃せない。惜しくも五輪行きの切符は逃したが、村元選手は「2季目でここまでこられたのは本当にすごいこと。大ちゃんはまだ超進化中です」と髙橋選手の健闘を称えた。一方の髙橋選手は、世界選手権の出場権を得たことを受けて、「世界選手権で日本2枠を持ち帰れたら、2023年は(小松原組と)一緒に立てるかもしれない」と意欲を語った。

表紙は「俳優・松本潤」

表紙は、現在、主演映画「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE」が公開中の松本潤さん。1月20日には、主演ドラマ「となりのチカラ」の放送もスタートし、来年にはNHK大河ドラマ「どうする家康」に主演することも決まっている。インタビューでは、「となりのチカラ」の撮影エピソードに加え、コロナ禍で強くなったという仕事への思いを熱く語り、「俳優・松本潤」の矜持を見せた。

また、向井康二さんのカメラ企画では、特別編でSnow Manのライブツアーのバックステージを撮影した貴重なカットを披露。ツアー期間中に誕生日を迎えたメンバーを祝う準備をする姿や、スロープを走りながらシャッターを切った写真、楽屋ですやすやと眠る顔など、向井さんにしか撮れない場面の数々は、ファン必見だ。

今号ではこのほか、下記の記事を掲載している。

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