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この人苦手…!どんなにムカついても「絶対NGな別れ方」と「スマートな距離の置き方」

  • 2015.8.14
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身近な人との付き合いは良好な関係を保てていれば、毎日が楽しく過ごしやすいですよね。しかし、年齢を重ねるにつれて多くの人に出会うと、なかには良好な関係を保てなくて“関係を断ち切りたい”と思う人も出てくるはず。

でもだからといって、“突然距離を置く”といった強硬手段をとると、相手にもさすがに気づかれて後味が悪くなってしまいますよね。

そこで今回は心理カウンセラーの筆者が、苦手な人との付き合い方のコツについてお話します。

 

■苦手な人と距離を置きたい!その前にやってみるコトとは?

アラサーアラフォーともなれば仕事やプライベートで多くの人と知り合ってきているはず。その出会いの中で「どうして私がこんな思いをしなくちゃいけないの!」と明らかに理不尽な扱いを受けていると気づくことがあります。

ご飯の約束をするといつも前日に「やっぱり日にちを変更してくれる?」とメールがくる仲のいい友達。彼女にとって自分との約束は“優先順位が低い存在”らしく、全く罪悪感を感じていない様子……。

彼女にとって“暇があれば会ってもいいけど”というレベルの存在なんだと思い知らされた時に嫌な思いをするならそうなる前に自分を守ってあげれば悩みが1つ減りますよね。

究極の解消法は“距離を置く”ことですが、距離を置く前にその相手に対して自分が迷惑して“とても困っている”ということを理解してもらうのが理想です。

ですが相手に聞き入れてもらえなかったり、自分が言える立場ではなかったり、あるいはその嫌な点を直してもらった所でそれ以上その人と付き合いたいとは思わないというケースもあることでしょう。

そんな時は、自分をずっと辛い状況に置き続けないために“ゆるやかに”距離を置くのがよいでしょう。もしかしたら相手の態度が変わるかもしれません。

 

■これだけはやっちゃダメ!「絶対NG」な行動とは

一番やってはいけないことは、揉めごとが起きたときに“感情的になって一方的に相手を責めその場から立ち去りそれっきり”というやり方。

例えば仕事でいつも無理な作業をやらせる上司。ずーっと我慢して耐えて来たけど「今日こそ会社をやめてやる!」と意気込んで不満を言って辞表をたたきつけるというやり方をしてしまうと、その場では気持ちがスッキリしますが、自分の人生そのものが後々あまりいい展開になりません。

この場合、時間が経って対立したときのいきさつを忘れたとしても“マイナスの感情”だけはいつまでもお互いの心に残ります。

その時はよくても案外世の中は狭いもので、自分の“力になって欲しいと思う人”が現れた際にその人の知り合いに“喧嘩別れした人”がリンクしている、なんていうことが起こり得るのです。

次に入った会社で相談できそうな先輩を見つけたときに連絡を取ってみようと思っていたところ、前の会社を辞めるときに不満をぶちまけて辞表をたたきつけた上司の友人だった……なんてことも決して稀なケースではありません。

辞めた時は頭に血が上っていたけど「あんな辞め方するんじゃなかった」と“後悔先に立たず”という場合ですね。

今後のことを考えるなら人との別れ方はくれぐれも感情的にならず“スマートに幕引き”をしましょう。

 

人と距離を置くことは悪いことではありませんが、実は相性の悪い人との関係こそあなたに何か“重要な気づき”を与えてくれている場合もあります。

そんな風に考え方を少しだけ変えれるようになったら“人生で得ること”が増えて、あなたの人生が豊かなものになるかもしれません。

【著者略歴】

波登かおり・・・チャージアップ代表・心理カウンセラー 1999年資格取得後事務所設立。後に波登カウンセリング学院・有限会社チャージアップ設立。2004年『チャージ療法』『チャージング』を発案、商標登録。『自己肯定観、人間関係プログラム』を確立。後にカウンセラー養成や派遣業務を経て、現在は個人事業として活動中。講演・執筆を通し「自分の元気の作り方」を提案している。講演は民間企業を始め、経済産業省、国土交通省、全国の商工会、大学や保育園など。著書に『ココロ磨き』ポプラ社、『1分間元気チャージ』幻冬舎。

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