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程よい酸味がアクセントの"酒粕と干しあんずのトリュフ"

  • 2022.1.7
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和の酒粕と洋のチョコレートが見事に融合した一品。香り高く上品な味わいです。日本酒の製造過程でできる酒粕には、米や酵母由来の栄養分が豊富に残っています。甘酒や粕汁などはおなじみですが、日々の生活に役立つ新メニューを料理研究家の植松良枝さんに教えてもらいました。

程よい酸味がアクセントの"酒粕と干しあんずのトリュフ"

■“酒粕と干しあんずのトリュフ”のつくり方

酒粕とホワイトチョコレートだけで、本格的な和風チョコレートボンボンのような香り高いトリュフが完成します。干しあんずの酸味が味のアクセントに。


◇材料 (1個15gのもの9個分)

ホワイトチョコレート:100g
酒粕:30g
干しあんず:15g(ドライアプリコット)
粉糖:適量


(1)チョコを溶かす
ホワイトチョコを細かく薄く刻んでボウルに入れ、湯煎にかけながら混ぜ、完全に溶かす。

(2)あんずを刻む
干しあんずは5mm角に刻む。

(3)丸める
酒粕と干しあんずを1に加えてなじませたら保存容器などに入れ、冷蔵庫で扱いやすいかたさになるまで冷やし、9等分にして丸める。

(4)仕上げ
バットに粉糖を入れ、その上で3を転がして全体にまぶしつけ、刷毛で余分な粉糖を払い落とす。

完成
完成

――教える人

「植松良枝 料理研究家」

料理研究家。人気の料理教室「日々の飯事」主宰。自ら畑を耕すほどの野菜好き。野菜の旬をいち早く察知し、料理をつくる。みなぎる野菜の力に、つくり手の食いしん坊パワーがプラスされた料理は、食べ手の鼻と舌を魅了する。食を通して季節の移り変わりを提案。また、花や雑貨と料理のコラボレーションの提案や数々のイベント企画など、活動は多岐にわたる。近著に『春夏秋冬ふだんのもてなし』(KADOKAWA刊)がある。


文:中村裕子 写真:野口健志

この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

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