1. トップ
  2. <試写室>土屋太鳳主演ドラマ「優しい音楽―」“音楽”と“家族の絆”が織りなすヒューマンドラマに癒される

<試写室>土屋太鳳主演ドラマ「優しい音楽―」“音楽”と“家族の絆”が織りなすヒューマンドラマに癒される

  • 2022.1.7
  • 342 views
「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」が1月7日(金)に放送! (C)テレビ東京
「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」が1月7日(金)に放送! (C)テレビ東京

【写真を見る】鎌倉の夜景をバックに見つめ合う土屋太鳳“千波”と永山絢斗“タケル”

土屋太鳳主演「新春ドラマスペシャル 優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(夜8:00-9:48、テレビ東京系)が1月7日(金)に放送される。同作は、神奈川・鎌倉を舞台に、それぞれが忘れられない過去から新たな一歩を踏み出すまでの再生を描く、家族の絆と音楽の感動物語。主演の土屋の他、永山絢斗、仲村トオル、安田成美が出演する。

今回、「WEBザテレビジョン」では、同作を事前に視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。

あらすじ

大学教授の父・雅志(仲村)、歌がうまくて完璧な母・桂子(安田)と暮らす女子大生・鈴木千波(土屋)が、いつもより早く家を出たある朝のこと。最寄りの江ノ電・極楽寺駅に着いた千波は、ホームにいた永居タケル(永山)を見るなり、思わず立ちすくみ激しく動揺する。だが心当たりがないタケルは、話し掛けられて困惑する。

一方、広木克彦(佐藤浩市)が営む小さな造船所で日々真面目に働くタケルは、古い木造アパートでひとり暮らし中。過去に何かあったのか、家族写真や父母のものらしき眼鏡が大事に飾られている。そんな境遇の違う2人は、奇妙な出会いを経て、やがて恋人同士に。ところが千波は、なぜかタケルを頑なに両親と会わせようとしない。初めて千波の家に足を踏み入れた時、衝撃の理由が明らかになる。

新春スペシャルドラマ「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」より (C)テレビ東京
新春スペシャルドラマ「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」より (C)テレビ東京

本作を視聴して、公式の紹介であった「真冬に毛布にくるまりココアを片手に見たくなる至極のヒューマンドラマ」のフレーズがぴったりだと感じた。視聴後に筆者の心がぽかぽかと温かくなり、冬の寒さを忘れることができた。

何気ない朝食シーンから本作がスタート。温かい家庭だと一目でわかる雰囲気がなんとも心地いい。しかし、千波が出掛ける時に母・桂子の言葉や、見送る様子が少し引っかかる。何気ないワンシーンだけでも、ただならぬ香りがプンプンする。

そして、駅に着いた千波はタケルに出会う。タケルをじっと見つめたり、ぼう然としながらタケルが乗った電車を追い掛けたりするシーンは、いくら土屋をかわいいと思って見ていても少し怖い。でも、見進めるうちに、ここの行動の意味が分かり、「私もそうしてしまうかもしれない」となってしまう。

翌日も同じ時間に駅で自分を見つめる千波に恐る恐る話し掛けるタケルと千波の掛け合いが面白い。顔を見つめる理由やタケルの正直な気持ちなど、土屋と永山の演技が上手で距離感が絶妙。タケルの引き気味な話し方や、天然な千波の発言や行動など、とにかく面白いので注目してほしい。

でも、二人の恋愛模様だけでないのが本作の魅力。鈴木家の暗い過去が前半で明かされる。その過去を知ったタケルと千波は微妙な関係になるが、最後には鈴木家とタケルがとある楽曲を演奏。その歌詞が家族を過去の呪縛から解き放つ内容になっていて、自然と涙があふれてくる。さらに、安田が涙ぐみながら歌う姿に心を動かされる。

奇妙な出会いから始まった千波とタケルの関係だが、最終的にどうなるのか。ほっこりと温かくなるそんな本作を雪が降るほど寒く、人肌が恋しくなる季節に、毛布にくるまりながら二人の恋愛を見届けよう。

文=たかし

元記事で読む
の記事をもっとみる