厳選！メンズショップ14 vol.2｜DEVELOP

並ぶのは、背景やディテールを熱く語りたくなる洋服ばかり。店主との会話はいつでも刺激に満ちている。プレッピー、ミリタリー、ワーク、アウトドア…、掲載した商品はすべて『GINZA』読者におすすめです。

DEVELOP

“センスの塊”のような
六畳の店

キャップやハットを中心に、配色と細部のデザインに定評のある〈ノーロール〉。スケーターに人気を博しているブランドが2021年5月に店舗をオープン。

店主兼デザイナーの大水勇樹さんが「誰もやっていない場所でやりたかった」と言うだけあって、どの最寄駅からも遠い。

徒歩20分ほど歩いて扉を開くと、六畳ほどの空間に商品だけでなく、1960年代の北欧家具や世界各地で集めた民藝品などがランダムに並んでいる。

その配置は、まさにグッドセンス。アイテムを吟味しながら、インテリアの参考にもなるはず。

日本の下着ブランド〈オールド ホームステッダー〉と共作したトランクス ¥3,300。

パッカブル仕様の新作ハット ¥10,670。

奥の棚には、帽子や雑貨がウッドオブジェと一緒に並ぶ。

糸から選び、ボーダーのピッチの太さやシルエットに至るまで注力したスウェット ¥26,400。被り心地浅めのコーデュロイキャップ ¥8,800。

GINZA2021年10月号掲載