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新年会「参加したくない」が7割超…コロナが理由ではないの声も

  • 2022.1.3
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新型株の懸念はあるものの、新型コロナウイルスの感染者数は少ない状態を維持し、日常が少しずつもどりつつあります。ただ、新年会や忘年会にはまだまだ参加を控えたいと感じる人も多くいるようです。

参加を見送る理由はコロナだけでしょうか。この記事では、緊急事態宣言解除後の会食について、スマートフォン向けアプリ『SELF』の利用ユーザー5,245名に対して行われたアンケート結果をもとに考えていきます。

■年代が上がるほど会食を控えている人が多い

以前はお酒を飲んでワイワイ楽しめる年代の方は会食を楽しみにしている人も多くいたでしょう。しかしコロナ禍でさまざまなことが変わりました。

緊急事態宣言解除後(2021年10月以降)、「5名以上で会食をした人」は20代では14%。40代の場合はわずか8%でした。

■大人数で食事する機会への参加意向は若年層ほどやや高め

「年末年始に大人数で食事をする機会があったとした場合に参加したいか」との問いには、10代以下は28%、20代では21%が「参加したい」と答えています。

一方40代では「参加したいと答えた人」は15%に低下します。年齢を重ねるにつれ、大人数の食事会には抵抗があるようです。

■会食に参加したくない理由はコロナではない場合も

会食に参加したい人、したくない人それぞれですが、会食に参加したくない人がそう答える理由はコロナだけではないようです。同調査では会食に参加したくない理由として「コロナが原因ではない」とする回答者が51.8%と半数を超えていました。

会食に参加したくないと感じる理由は多岐にわたります。
・ 先約がある
・ 仕事、勉強で抜けられない
・ 本来業務ではない時間が仕事の延長のようになり気を使いたくない
・ 育児中で家を空けられない
・ ダイエット中でお酒を控えたい
など

■コロナの影響があってもなくても会食に消極的な人が増加中

一昔前までは会社員なら新年会や忘年会に参加するのは当たり前という風潮がありました。しかし現代は、気の合う友達同士の会食は良くても、特に会社の付き合いは避けたいと考える人が多くいます。

飲み会に誘われても単に「行きたくありません」とはいいづらいものです。「コロナだから」という言葉は、相手を傷つけずに飲み会を断る理由としては、実は便利な言葉なのかもしれません。

文・鈴木郁恵

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